メドレーが提供する新たなAI文書アシスト
株式会社メドレーは、医療現場の業務効率化を目的としたAI文書生成システム「AI文書アシスト」を正式にリリースしました。この新しい機能は、クラウド診療支援システム「CLINICS」に組み込まれており、医療機関が日々行う医療文書の作成をサポートします。
開発の背景
医療現場では、医師の長時間労働が常態化しており、特に開業医はその傾向が顕著です。厚生労働省が定めた医師の時間外労働を制限する新しい規制とは裏腹に、多くの開業医が文書作成に多くの時間を割かなければなりません。カルテや診療情報提供書、診断書といった書類作成が業務時間の大半を占めているのが現実です。
メドレーは、医療機関と患者、そして生活者をつなぐ次世代医療プラットフォーム「MEDLEY AI CLOUD」を展開しており、非臨床領域におけるAI活用を積極的に進めています。「CLINICS」はその一環として、医療業務の負担を軽減するためのツールを提供しており、今回は新たに「AI文書アシスト」が加わりました。
AI文書アシストの機能
この新機能は、電子カルテに蓄積された患者の情報や診療記録を利用して、診療情報提供書などの文書の下書きを自動で作成することができます。これにより医療従事者は、煩雑な文書作成の負担を軽減し、本来の診療や患者とのコミュニケーションに集中できる環境が整います。提供開始時には、診療情報提供書の作成がサポートされ、今後は一般診断書や療養計画書、訪問看護指示書などのジャンルも追加される予定です。
新料金体系の紹介
メドレーは、利便性を考慮して新しい料金体系を導入しました。月額基本料0円のプランを設け、医療機関は毎月無償でAI機能を試用できます。このプランでは、最大で40分の「AI要約アシスト」や診療情報提供書2枚分に相当する「AI文書アシスト」を利用できるクレジットが付与されます。
プランの特徴
- - スポットプラン:0円で月に最大40クレジットを使えるお得なプランで、機能の試用ニーズに対応。
- - クレジットの柔軟性:要約機能と文書生成機能のクレジットは共通で利用可能です。これにより、診療スタイルに合わせた使い方ができるのが魅力です。
- - 無制限アカウント:非常勤医師や看護師も含め、院内の複数のアカウントで利用可能なため、全体での運用が行いやすいです。
今後の展開
メドレーは、今後もAI要約アシスト機能の拡張や新たな医療文書の作成機能を追加し、医療機関のニーズに応じた業務効率化を進めていく方針です。医療従事者がより診療業務に集中できる環境を整えることで、患者の医療体験を向上させ、医療現場の業務負担を軽減することが最終的な目標です。
メドレーとCLINICSの特長
「CLINICS」は、予約、問診、受付、オンライン診療、文書作成、経営分析などの機能を一つのシステムで包括的に支援しています。このシステムは、対面診療とオンライン診療の両方に対応し、シームレスな診療体験を提供します。患者と医療機関がより良くつながるためのサポートを行っています。
会社情報
メドレーの目指す「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションの元、同社は持続可能な医療の実現に向けた取り組みを行っています。今後も更なる技術革新を通じて、医療現場の効率化と患者体験の向上に貢献していくことを目指します。