再生医療の最前線が集うOARSI World Congressに東京大学医師が登壇

OARSI World Congressが韓国で開催される

2025年4月24日から27日まで、韓国の仁川で開催されるOARSI World Congressにおいて、東京大学大学院医学系研究科整形外科の笠井太郎医師が登壇します。この会議は、再生医療に関心のある研究者や医療従事者が集い、最先端の研究成果を共有する場となります。

講演のテーマとは？

笠井医師が発表する内容は「Cross-species single-cell RNA sequencing analysis reveals the molecular mechanisms underlying adipose-derived mesenchymal stem cell therapy for osteoarthritis」というタイトルです。この講演では、脂肪由来の間葉系幹細胞治療が変形性膝関節症に与える影響についての分子メカニズムを明らかにするため、異なる種の細胞を対象にした単一細胞RNAシーケンシング解析の結果が紹介されます。

CPC株式会社の取り組み

CPC株式会社は再生医療の導入及び運営支援を行う企業で、細胞培養の加工施設を運営しています。医療機関からの細胞培養加工受託業務を行っており、再生医療の安全性を確保するための法的な許可も取得しています。これにより、医療現場において高品質な再生医療の実現を目指しています。

OARSI World Congressへの参加方法

セミナーへの参加を希望される方は、OARSI World Congressの公式サイトで詳細を確認できます。参加申し込みは定員に達する場合があるため、早めの登録をお勧めします。公式サイトへのリンクはこちら。

韓国仁川でのこの国際会議は、世界中の専門家が集まるため、国内外の最新の臨床研究や技術に触れる貴重な機会となります。再生医療の分野は急速に発展しており、今後の医療界に与える影響も大きいことでしょう。