2026年のロボティクス産業の展望と挑戦
2026年のロボティクス産業の展望と挑戦
新年明けましておめでとうございます。QNX Japanのカントリーセールスディレクター、アガルワル・サッチンです。2026年、新たな年の幕開けと共に、日本のロボティクス産業は重要な変化を迎えています。
日本のロボティクス産業の現状
これまで日本は産業用ロボットで強い地位を築いてきましたが、近年ではサービスロボットやモバイルロボティクスといった新たな市場への対応が求められています。2025年にはロボティクス市場が736億4,000万ドルに達し、2030年には1,853億7,000万ドルと急成長が見込まれています。日本市場でも、特にアジア向け輸出が43.6%増と好調ですが、サービスロボット市場においては、アメリカやヨーロッパ、中国に遅れをとっているという厳しい現実もあります。
ロボティクス導入の課題
QNXが行った調査によると、世界のテクノロジーリーダーの77%が職場でロボットを重視しているのに対し、日本では63%と低い数字が出ています。特に医療や物流の分野では導入が遅れており、労働力不足が導入を促進する一方で、安全性への懸念が大きな壁となっています。
2026年のロボティクスの展望
2026年には、ロボットの活躍の場が工場から病院やオフィス、建設現場、小売店舗へと広がります。ロボットは人間と同じ空間で働くことが求められ、予測不能な環境への進出が進んでいくでしょう。これに伴い、安全性の設計への組み込みが急務となり、接触をコントロールできるシステムへのシフトが求められます。
1. ### 予測不能な環境への進出
自動化の環境は、今後予測不能な状況に対応する必要があります。人間の動きは予測不可能であり、ロボットもまたその変化に適応しなければなりません。
2. ### 安全性の中心化
ロボットの設計において、安全性は単なる後付けではなく、最初から組み込まれるべきです。動的な環境でのリスクを管理し、限界を超えた時には安全に停止できる能力が求められます。
3. ### セキュリティと安全性の関わり
ロボットのコネクテッド化が進む中、デジタルと物理的リスクの境目が曖昧になります。セキュリティと安全性は分けて考えることはできず、両者を統合的に捉える必要があります。
4. ### コネクテッドビークルの進化
自動車分野での技術革新がロボティクスに波及し、コネクテッドロボットとして進化が進むでしょう。リアルタイムでの情報共有が新たな安全性をもたらします。
ボードとして広がりを見せるロボティクス産業において、QNXもさまざまな取り組みを進めています。2026年に向けて、安全性、決定性、セキュリティを統合した基盤ソフトウェアの提供を加速させると共に、日本市場との強固な連携を図ります。さらには、次世代のロボティクス開発者の育成も視野に入れ、教育や技術支援を進めていく所存です。
日本のロボティクス産業は、今後ますます進化し、人と共に安全に暮らす未来を実現するために邁進します。
会社情報
- 会社名
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BlackBerry Japan 株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂1-11-30
- 電話番号
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