宇宙と地球を感じる
2025-11-26 15:21:24

高校生とともに宇宙から地球を感じる体験プロジェクト始動!

高校生とともに宇宙から地球を感じる体験プロジェクト始動!



全国の高校生を対象に、宇宙から地球を見つめ、新たな視点を養う「My Earthミッション」が始まります。このプロジェクトでは、参加校が出前授業を受け、衛星データを通じて宇宙からの視点を体感し、自分自身の周囲を新たな目で見るきっかけを提供します。

「出前授業」の魅力



本プロジェクトの一環として実施される「出前授業」。JAXAの職員が学校に訪問し、地球を宇宙から観察することで得られる知識を楽しみながら学べる経験を提供します。授業では、ISSから撮影された地球の写真や、衛星が捉えたデータを活用し、地球の色や形、そして環境への影響について考える提案がなされています。これにより、生徒たちは自分たちの存在や地球環境に対する感受性を高めることができます。

Earth Diaryという学びのツール



授業中に使用する「Earth Diary」というツールは、生徒が自らの発見や感じたことを記録し、共有するために設計されています。これにより、各校での学びを深めるだけでなく、他校の生徒たちとも交流し、広い視野を育むことが期待されます。自分の目を通して捉えた地球の今を、他者と共有することで新たな気づきを得られるでしょう。

高校生特派員の役割



さらに、各校から選ばれる「衛星地球観測高校生特派員」は、授業の成果や体験をレポートとして公開し、全国へ発信する役割を担います。この特派員としての経験は、生徒たちが自身の声を持つことの重要性を認識し、社会への貢献を実感する素晴らしい機会となります。また、2026年2月には油井宇宙飛行士との「ISSライブ交信イベント」で全国での発信が行われる予定です。

地球を見つめ直す機会



この取り組みは、宇宙や地球に興味を持つ方々はもちろん、「宇宙は難しい」と感じている人たちにも新たな発見を提供することを目指しています。宇宙から見ることで、普段見過ごしている自然の色や空の変化、人々の生活との繋がりを再認識し、身近な環境への理解を深める手助けをするのです。参加することで、ただ地球を観察するだけではなく、自分自身とこの優れた星との関わりを考えるきっかけが生まれます。

応募方法と対象校



「出前授業」と「衛星地球観測高校生特派員」は、全国の高等学校が対象です。学年や学科に限定はなく、様々な高校が参加できます。応募は、指定のエントリーフォームを通じて行い、締切は2025年12月4日です。教員が責任者としてエントリーし、生徒たちの学びを訪問授業や特派員活動を通じてサポートします。

未来への影響



この取り組みは、宇宙や地球への知識を広めるだけでなく、生徒たちが未来の地球の姿を考え、それに対する自分たちの役割を理解し、積極的に地球環境を守る意識の形成へとつなげることを目的としています。今後、地球を共に感じることで、より多くの人々が宇宙や環境の重要性を理解し、日常生活に活用する機会が増えることでしょう。参加生徒の挑戦を通じて、宇宙の理解がより身近なものとなり、新たな世代の知識と関心を育むことが期待されています。

まとめ



「My Earthミッション」は、宇宙からの視点を提供し、高校生たちの教育に新たな息吹をもたらす画期的なプロジェクトです。宇宙の世界を自分たちのものとし、地球環境についての知識や理解を深めることができるチャンスを逃さず、未来へと繋げていきましょう。


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会社情報

会社名
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
住所
茨城県つくば市千現2-1-1
電話番号

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