香りを可視化する『aroma code』
2017-04-27 11:00:55

視覚で楽しむ新体験!香りを可視化する『aroma code』が登場

香りを目で見て楽しむ『aroma code』が登場



アロマビットという企業が開発した、香りを可視化するスマートラベル『aroma code』がこのたびベータリリースを開始しました。これは、香りを小型ニオイイメージングセンサーを使って測定し、その結果を視覚的に表現する画期的なサービスです。これにより、消費者は香りを直感的に理解しやすくなり、製品選びが楽になると期待されています。

香りが可視化されることでのメリット


『aroma code』は、特にEコマースにおいて効果を発揮することが予想されています。通常、オンラインで買い物をする際、香りを試すことはできません。しかし、このラベルを使えば、香りの特徴を事前に知ることができるため、試飲や試食を行うことなく商品の購入も可能になります。これにより、「香りがわからないから購入をためらっていた」という消費者のハードルが下がり、販売機会を増加させる効果が期待されています。

さらに、アロマビットによれば、『aroma code』が付与された商品は、香りを基準にした商品検索が可能になり、消費者が欲しい商品を見つけやすくなるという販促効果も見込まれています。

八木酒造部とのコラボレーション


特に注目すべきは、八木酒造部が『aroma code』を搭載した日本酒「山丹正宗」を販売開始する点です。1891年に創業した八木酒造部は、愛媛県今治市に本社を構え、地元の厳選された素材を使った品質の高い日本酒を作り出しています。この新しい取り組みにより、日本酒の香りを視覚的に訴求し、日本酒愛好者に新たな楽しみ方を提供します。

日本酒と香りの新しい関係


八木酒造部とアロマビットは、香りに主眼を置いた新たな日本酒の楽しみ方を提案しています。通常、日本酒の選び方は味やブランドによることが多いですが、香りを可視化することで、消費者は酒選びにおいても香りの特徴を基準にすることができます。その結果、新たな購買動機が生まれ、より多くの人々が日本酒の魅力を発見する機会が増えるでしょう。

アロマビットの背景


アロマビットは、革新的なニオイを扱う電子機器やサービスの開発を手がける企業です。会社の設立は2014年で、東京都中央区を本拠地とし、ニオイセンサーを中心としたシステムやサービスの企画・開発・販売を行っています。この新しい『aroma code』ラベルの開発は、アロマビットが持つ技術力と創造力の賜物であり、今後の展開が非常に楽しみです。

一方、八木酒造部は1831年創業の老舗酒造で、豊かな自然環境と厳選された米を使った日本酒作りを行ってきました。金賞受賞歴も多く、品質向上に常に取り組む姿勢が評価されています。このような信頼のおける酒蔵とのパートナーシップは、『aroma code』の導入によって日本酒の価値をさらに高めることになるでしょう。

結論


アロマビットの『aroma code』は、香りの理解を深め、商品の魅力を引き出す新しい手法です。特にEコマースにおいて香りが可視化されることにより、消費者はより合理的な選択ができるようになります。今後の日本酒市場における香りの重要性が増す中、アロマビットと八木酒造部が提案するこの取り組みが、どのような影響を与えるのか注目です。香りを目で見て楽しむ新しい日本酒文化が生まれるかもしれません。

会社情報

会社名
株式会社アロマビット
住所
東京都中央区銀座7−13−6サガミビル2階
電話番号
03-4455-4609

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