REXEV、Honda「N-VAN e:」をeMMP対応車種に追加しEV運用を強化

REXEVがHonda「N-VAN e:」をeMMPに追加

株式会社REXEV（東京都千代田区、本社：渡部健社長）は、同社のeモビリティマネジメントプラットフォーム（eMMP）に新たにHondaの軽商用EV「N-VAN e:」を追加しました。これにより、自治体や企業の業務用・配送用途におけるEVの運用が一層円滑に行える環境が整います。

背景

近年、自治体や企業では業務車両のEV化が進んでいますが、長距離走行や積載性を求める現場では、選べる車種が限られていました。REXEVは、eMMPを活用してEVの運用効率化と充電管理を実現しており、新たに軽バンタイプのHonda「N-VAN e:」をラインアップに加えることで、さまざまな運用支援が強化されることとなります。

eMMPとは

eMMPは、REXEVが自社で開発したEV運用のための統合プラットフォームです。これにより、車両管理や充電制御、エネルギーマネジメントを一体化。API連携を介して他のシステムとも容易に接続可能で、フリート運行やカーシェアリング、再生可能エネルギーとの連携によるEV運用の最適化を進めます。

N-VAN e:の特徴

新たに対応する「N-VAN e:」は、EVならではの高い加速性能を持ち、フル積載状態でも軽快な走行を実現します。さらに、低振動・低ノイズのため、長時間運転しても疲れにくいのが特徴です。バッテリーを床下に配置する低重心設計により、安定した乗り心地が保証され、排ガスゼロのため屋内施設へのアクセスも可能です。

期待される効果

これらの特徴を活かし、以下のような効果が期待されています。
1. 配送や公務利用のEV導入のハードルを低減：長距離走行と高い積載性能により、業務におけるEVの利便性が向上します。
2. 車両の稼働率向上と電力コスト削減：eMMPとの連携により、電力コストの大幅な削減が可能となり、CO₂の排出量抑制にも寄与します。
3. 対応車種の多様化と利便性向上：軽バンタイプのEVの追加が、eMMP対応車両のバリエーションを広げ、ユーザーの利便性をさらに高めます。

REXEVはこれからも商用EVを中心に車種の対応を拡大し、企業や自治体の脱炭素経営、持続可能なEV活用をサポートしていく考えです。