再生プラスチックの挑戦
近年、環境に優しい取り組みが求められる中、サティスファクトリーグループが手掛けている「FUROSHIKI」は、大きな注目を集めています。2020年6月22日より供給が開始されたこのごみ袋は、なんと99%の再生材を使用しています。
プラスチック資源の国内循環プロジェクト
サティスファクトリーグループは、廃棄物マネジメント事業の一環として、環境への負荷を減らすための取り組みを進めています。このプロジェクトでは、企業から排出される廃プラスチックを回収し、再生原料を国内で製造。その後、再利用に回すという流れが確立されています。これにより、既存の資源を有効活用するだけでなく、新たな価値を創出することを目指しています。
廃棄物を単に処理するのではなく、国内で循環させることで、国の資源管理においても大きな役割を果たしています。このように、捨てることを前提としない新しいライフスタイルを提案することで、持続可能な社会の実現を目指しています。
廃プラスチックの回収状況
プロジェクトは着実に成果を上げており、2020年6月30日には、20社の企業と連携して廃プラスチックの回収を行い、月間34トンを超えました。これを日常で使われる45Lごみ袋に換算すると、なんと200万枚にも相当します。また、この回収により、従来のプラスチック資源を使用した場合と比較し、約100トンのCO2排出量削減を実現。2020年9月にはさらに50社以上と連携を進め、100トンを超える回収が見込まれています。
FUROSHIKIの特徴
「FUROSHIKI」はポリエチレンを基にしたごみ袋で、持ち運びや使用に便利な設計がされています。ラインアップは容量別に4種類あり、半透明やカラーバリエーションも豊富です。耐熱温度は-30℃で、火気厳禁の注意が必要ですが、実用性にも優れています。
さて、この商品名の由来ですが、日本伝統の「風呂敷」からインスパイアを受けたものです。風呂敷は「包む」文化を象徴し、廃棄物をリサイクルし、資源を大切に使う気持ちを表現しています。
環境貢献への約束
サティスファクトリーグループは、この「FUROSHIKI」を通じて、環境や社会、顧客への誠実さを大切にし、「ETHICAL PRODUCTS」というブランドを掲げています。このブランドは、持続可能な環境を目指す企業の理念を具現化したものです。
さあ、私たちの未来のために、できることから始めてみませんか。廃プラスチックを再利用し、新しい価値を生み出すこの取り組みに、皆さまのご参加をお待ちしております。
会社概要
最後に、サティスファクトリーの会社情報を簡単に紹介します。東京都中央区に本社を構え、1996年に設立されたこの企業は、廃棄物管理事業や環境コンサルティング事業を行っています。代表取締役は小松武司氏で、資本金は1億円です。
お問い合わせは、営業開発部の羽山氏、経営企画部の椛田氏までお気軽にどうぞ。電話番号は03-5542-5300、E-mailは
[email protected]です。サティスファクトリーの取り組みを通じて、私たちの社会がより良い方向へ進む一助となることを願っています。