岡山大学、創発研究へ
2024-07-07 16:40:08

岡山大学菅倫寛教授、JST「創発的研究支援事業」に採択!光合成の謎に迫る長期研究へ

岡山大学異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「2023年度創発的研究支援事業」に採択されました。この事業は、既存の枠組みを超えた自由な発想で、破壊的なイノベーションを生み出す研究を支援するものです。

菅教授はこれまで、JSTの「戦略的創造研究推進事業(さきがけ)」で、量子ビームを用いた光合成膜タンパク質の構造解析に関する研究を行い、その成果を科学雑誌「Science」や「Nature」に発表してきました。今回の「創発的研究支援事業」では、これまでの研究をさらに発展させ、「光合成ベシクルを用いた光エネルギー変換の統合的理解」という新たなテーマに挑戦します。

この研究は、光合成のメカニズムをより深く理解することで、人工光合成の実現や再生可能エネルギーの開発に繋がる可能性を秘めています。菅教授は、「7年間という長期にわたる研究費の支援があることで、腰を据えて研究に取り組むことができます。この機会を活かして、常識を打ち破る、歴史に残る研究成果を生み出したいです。」と意気込みを語りました。

岡山大学は、今後も若手研究者の支援を積極的に行い、研究力向上とイノベーション創出に貢献していくことを目指しています。


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