ゴッホ展が愛知県美術館にやってくる!
2026年1月3日から3月23日まで、名古屋市にある愛知県美術館で「ゴッホ展家族がつないだ画家の夢」が開催されます。この展覧会は、フィンセント・ファン・ゴッホの作品がどのように伝えられてきたのかに着目し、家族の受け継いできたコレクションを中心に展示されます。
展覧会についての概要
この展覧会は、大阪府を皮切りに東京都を経て、愛知県に至るまでの巡回展の最後を飾ります。特に注目すべきは、日本初公開となるファン・ゴッホの手紙が4通展示されることです。手紙には、彼の想いや作品に対する情熱が込められており、家族が守り受け継いできた貴重なコレクションを紹介する貴重な機会となります。
この展覧会を支えるチケット販売には、インヴェンティット株式会社が開発した美術館向けの「ART PASS」が活用されています。このサービスを使うことで、前売り券を簡単に購入でき、入場の手続きもスムーズになります。
フィンセント・ファン・ゴッホの軌跡
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は、画業を続ける中で多くの作品を生み出しました。その多くを保管していた弟テオは、兄の死後まもなくして亡くなり、彼の妻であるヨーがコレクションの管理を引き受けました。ヨーは画家としての評価がされるよう、多くの努力をしてきました。彼女は作品を展示会に貸し出し、さらには手紙の整理や出版にも尽力しました。
このようにファン・ゴッホ家は、彼の作品を未来へ伝えるために努力し続けてきました。フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホは、コレクションの散逸を防ぐためにファン・ゴッホ財団を設立し、美術館を支援する活動を行っています。この展覧会を通じて、観客はファン・ゴッホの作品と彼の夢の深い絆を感じることができるでしょう。
展示内容
展覧会は五つの章に分かれており、各章でファン・ゴッホ家のコレクションの歩みを辿ります。世代を超えて受け継がれるその物語は、多くの人々に感動を与えることでしょう。特に、ファン・ゴッホ美術館からの作品や手紙は、彼の情熱と家族の絆がいかに大切であったのかを示す重要な資料です。
展示章内容
1. ファン・ゴッホ家のコレクションからファン・ゴッホ美術館へ
2. フィンセントとテオ、ファン・ゴッホ兄弟のコレクション
3. フィンセント・ファン・ゴッホの絵画と素描
4. ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲルが売却した絵画
5. コレクションの充実 作品収集
チケット情報
美術館の開館時間は、10:00から18:00(金曜日は20:00まで)で、入場は閉館の30分前まで可能です。また、休館日やチケットの購入方法については公式サイトを参照してください。ART PASSを利用することで、チケット購入も簡単に行えます。
最後に
「ゴッホ展家族がつないだ画家の夢」は、家族の愛情と画家の情熱が融合した展示です。多くの人々にゴッホの作品と夢を体験してもらいたいと思います。愛知県美術館で新たな感動を発見してみてはいかがでしょうか。
公式サイト:
愛知県美術館
お問い合わせ先:050-5541-8600(年中無休)