次世代技術を探求するための新プログラムが自治体を募集中

次世代技術を探求するためのプログラム

株式会社トゥワイス・リサーチ・インスティテュートが、三菱みらい育成財団の2023年度助成事業に採択された探究学習プログラム『TWICE PLAN 次世代技術探究ワーク』の実証実験を行う自治体を募集中です。このプログラムは、人工知能やロボット工学、メタバース、ブレインテック、生体認証といった最先端技術に焦点を当てており、全国の中学校と高校で学びの機会を提供します。

実証実験の概要

このプログラムは2024年8月5日から2025年3月31日まで無償で実施されます。募集対象は各自治体の教育委員会で、実施校については全国の中学・高校が対象です。プログラムの参加にあたっては、実証結果を公開することや、プログラム実施校でのアンケート、インタビューへの協力が求められます。また、今後の有償実施について前向きに検討してもらうことも条件に含まれています。

プログラムの特徴

『次世代技術探究ワーク』では、生徒が新たな技術を探求し、その知識を基に自分の言葉で未来の可能性を語る「ショートピッチ」を行います。このプログラムは、4つの授業コマ（45分ずつ）で構成されており、最低でも3コマから実施が可能です。生徒にはワークブック、映像教材、専用サイトが提供され、教師にはシラバスや指導ガイドが用意されています。

過去の成果

2024年1月から7月にかけて、東京、千葉、茨城、広島、北海道の高校11校で実証実験が行われました。これに参加した2356名の生徒の90%以上が次世代技術に関する理解を深めたと回答しており、教室での探究学習においても高い成果を上げています。これは、プログラムを通じて社会に対する関心が高まったことを示しており、未来を創造する能力を育む契機となっています。

応募方法

興味のある自治体は、特設サイト内の応募フォームから申請することができます。申し込みは先着順で、応募自治体数が上限に達し次第締め切るため、早めのアプローチが求められます。また、教育機関から直接申し込むことで、プログラムを有償で実施することも可能です。

もっと詳細を知りたい方は、トゥワイス・リサーチ・インスティテュートの公式サイトを訪れてください。