敬老の日アンケート調査の結果
特殊詐欺やフィッシング詐欺対策を提供する
トビラシステムズ株式会社(愛知県名古屋市)が、2025年9月15日「敬老の日」に向けて実施した
高齢者のスマホ利用状況に関するアンケート調査の結果を報告します。この調査は、家族が高齢者の防犯意識を高める機会として役立てられることを目的としています。
調査サマリー
- - 高齢者の51.6%がスマホを使って不安や困っていると回答
- - トラブルの内容は「不審な電話(86.1%)」、「不審なSMS・メール(62.1%)」が多数
- - スマホのトラブルに「誰にも相談しなかった(37.4%)」が最多
- - 家族に相談しない理由は「自分一人で解決できると思った(52.0%)」
- - 家族と話し合う人ほど、より防犯サポートを希望する傾向がある
ニセ警察詐欺の急増
近年、特殊詐欺の被害額は急速に増加し、2025年7月末には722.1億円に達しました。その中でも
ニセ警察詐欺は特に高齢者を狙った犯罪で、70代が最も多く被害に遭っています。SNSを利用した詐欺やロマンス詐欺の被害も増加しており、目を離せない状況です。
アンケート調査の詳細
調査概要
- - 実施会社: トビラシステムズ株式会社
- - 実施日: 2025年9月4日
- - 対象: 全国の65歳以上の男女(子どもを持つ)
- - 有効回答数: 1,201
- - 調査方法: インターネット調査
調査結果によると、92.8%の高齢者がスマホを所有し、その多くがデジタル環境に適応しています。しかし、半数以上の高齢者がスマホを使う中で不安を感じたり、困っていると答えています。
トラブル経験
調査では、トラブル経験者の中で最も多かったのが「不審な電話を受けた(86.1%)」、「不審なSMS・メールを受け取った(62.1%)」という結果です。また、スマホの操作に関する悩みも報告されています。
相談行動
高齢者がトラブルに見舞われた際、約4割が「誰にも相談しなかった」と回答しました。「自分で解決できると思った」とする理由が最も多く、その対策が求められます。家族に相談しなかった理由には、遠慮や相手を煩わせたくないとの意見も見られました。
家族とのコミュニケーションの重要性
調査結果の中で、スマホの防犯について家族と普段から話し合う人は、58.2%が「もっとサポートを希望する」と回答しています。一方、話し合いをしない層では、多くがサポートを求めない傾向があり、これが防犯意識の低下の原因となっています。
まとめ
高齢者が利用するスマホは、日常的に様々なトラブルにさらされています。特に自力で解決しようとする高齢者が多く、これは被害リスクを高める要因となるため、家族とのコミュニケーションや相談できる環境の整備が重要です。子どもたちからの理解と支援が、高齢者の安全を守るためのカギとなります。
トビラフォンモバイルの紹介
トビラシステムズが提供する迷惑電話・SMS対策アプリ「トビラフォンモバイル」は、特殊詐欺や悪質な営業電話を自動で警告・拒否します。特に、国際電話を使った詐欺に対しても効果的な機能が備わっており、高齢者の安全を支える役割を果たします。
公式サイト:
トビラフォンモバイル
トビラシステムズの概要
トビラシステムズは、社会課題の解決を目指し、特にメディア環境における詐欺行為の撲滅に取り組んでいます。電話・SMSのセキュリティ向上に向けたサービスは、毎月約1,500万人に利用されています。
会社情報:
- - 会社名: トビラシステムズ株式会社
- - 代表者: 明田 篤
- - 上場: 証券コード 4441
- - 所在地: 愛知県名古屋市
- - 公式サイト