津南醸造が仮想空間で世界市場を目指す
新潟県津南町に本社を構える津南醸造株式会社が、最新のメタバースプラットフォームを利用したバーチャル展示会「JVREX Food 2025 USA」に参加し、注目を集めています。2025年2月1日から28日まで開催されたこのイベントは、国際的な食品・飲料業界向けの展示会であり、津南醸造にとって新しい市場開拓の貴重な機会を提供しました。
出展の背景と目的
津南醸造は、海外市場でのブランド認知度向上と国際バイヤーとの連携を深めることを主要な目標としました。特に注目されたのは、すでにフランスとシンガポールで評価を得ている「郷(GO) GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」。この日本酒の特性、製造方法、飲み方の提案などを詳細に紹介し、来場者の興味を引きました。
バーチャルブースの工夫
展示会のバーチャルブースでは、リアルタイムのAI翻訳機能を駆使し、国際的な商談がスムーズに行えるような工夫が施されています。また、インタラクティブなコンテンツや動画を用いて、製品の魅力を多角的にアピール。こうした取り組みにより、言語の壁を越えた効果的な情報発信が可能となりました。
郷(GO) GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEditionとは
「郷(GO) GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」は、魚沼産の最高品質コシヒカリを使用した純米大吟醸酒です。一口飲むと口の中に広がる甘みや香りは格別で、その美味しさは多くの人々を笑顔にしています。特に、桐箱に収められたこの商品は、特別な贈り物や祝い事に最適です。また、数量限定で、シリアルナンバー付きの木製タグが付いたプレミアム感もあります。
JVREX Food 2025 USAの詳細
- - イベント名: JVREX Food 2025 USA
- - 開催期間: 2025年2月1日~28日
- - 形式: オンラインメタバース展示会
- - 主催: BorderTech
未来に向けての展望
津南醸造は、今回の展示会から得たフィードバックを元に、今後の戦略的な海外展開を進めていく方針です。特にアメリカ市場での存在感を高め、新たな販売チャネルの開発を視野に入れた活動を展開していく予定です。日本酒の文化的価値を世界中に広めるため、津南醸造は革新的な取り組みを続けていきます。
会社概要
津南醸造は新潟県中魚沼郡津南町秋成に本社を置き、厳選された天然の湧水と地元で生産される質の高い米を使用して日本酒を造る酒蔵です。この地域特有の豪雪地帯の環境を活かし、自然との共生をテーマに酒造りに取り組んでいます。2023年から新たな体制を持ち、革新的で持続可能な日本酒文化の創造に向けて力を入れています。
公式ウェブサイト:
津南醸造