バリアフリービーチイベント
2024-08-13 10:55:36

山形県鶴岡市で開催されたバリアフリービーチイベントの魅力とは

バリアフリービーチイベントinマリンパークねずがせきVol.1



2024年8月1日、山形県鶴岡市に位置する「マリンパークねずがせき」で、障がい者と健常者が共生するためのバリアフリービーチイベントが開催されました。このイベントは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として、人と人が海を介して繋がることを目的としています。

イベントの概要



この魅力的なイベントには、総勢79名が参加しました。参加者には、障がい施設の利用者やその支援者、さらには一般の海水浴客も含まれています。具体的には、障がい者38名、施設職員9名、一般客が22名(7家族)、運営スタッフ10名という構成でした。このような多様性の中で、みんなが一緒に楽しむことができる素晴らしい機会が提供されました。

到着時には、海の美しさを前に感激する声が響き渡っていました。特に車いすを利用している参加者にとって、マリンパークねずがせきのバリアフリー仕様のスロープは、砂浜へのアクセスを可能にし、心躍る体験を提供しました。参加者たちはビッグサップに乗船し、潮風を感じながら楽しむ姿が印象的でした。

ビーチスターによる新しい体験



障がい者に特有のニーズに応えるため開発されたビーチスターは、海水に浮かぶことができる車いすです。このアイディアにより、海に入ることが難しかった方々が、気軽に海での体験を楽しむことができました。実際、ビーチスターでのマリンアクティビティを体験した参加者は、その浮遊感を存分に満喫し、帰りたくないといった表情を見せていました。

また、目の不自由な方々もカヤックに挑戦し、インストラクターの指導のもとで運転に慣れていく姿が印象的でした。乗ってからは、海の楽しさに夢中になり、周囲を気にせず没頭していました。

参加者の心温まるエピソード



特に印象的だったのは、車いすに乗った子どもがビッグサップで浮かぶ瞬間です。その表情を見たお母様は、「笑った、いい顔している」と歓喜の声を上げ、思わずその瞬間を楽しむ様子が見受けられました。このような瞬間が、イベントの大切な意義を表しています。

まとめと団体の紹介



このイベントを主催したのは一般社団法人ドリームやまがた里山プロジェクトで、地域活性化や社会貢献事業などを行っています。団体は、会員それぞれが特性を活かし、協力して大きなプロジェクトを進めることを目的としています。また、脱炭素社会に向けた活動にも参加しており、地域全体での環境保全の重要性も訴えています。

続けて、このイベントは大いに成功を収め、参加者たちからの感謝の声が寄せられました。今後もこのような交流を深めるイベントが開催されることを期待したいと思います。


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会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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