URBANIXとLogian、戦略的パートナーシップ締結
URBANIX株式会社とLogian株式会社が、2025年8月1日をもって戦略的パートナーシップ提携を結びました。両社はともに、福岡県福岡市を拠点とし、九州大学大学院の卒業生が創業したベンチャー企業です。これまでのところ、両社はまちづくりや観光分野での共同プロジェクトを推進してきました。
提携の目的と背景
日本の都市や地域が直面する課題は年々深刻化しています。人口減少や商業地の空洞化など、これらの問題を解決するためには、都市データを駆使した分析と、それを反映させたまちづくりのデジタルトランスフォーメーション(DX)が求められます。URBANIXは「都市を創造の舞台へ」を理念とし、都市データを用いて不動産活用や商店街の活性化を実現してきました。
Logianは、因果推論に基づく統計解析やシミュレーションの技術を使い、科学的根拠に基づいた意思決定を支援しています。両社の各々が持つ知識と技術を融合して、地域の持続可能な発展を支えるための基盤を構築します。
連携する主な分野
1.
都市データの高度解析手法の開発
人口動態や交通量、消費行動を統合的に解析し、地域の持つ潜在的な価値を可視化します。
2.
まちづくりDXソリューションの共同開発
出店希望者と空きスペースをマッチングするプラットフォームや、都市管理をサポートするビジネスインテリジェンス(BI)ツールの開発・改良を行います。
3.
観光・商業・不動産分野における解析パッケージの開発
商圏分析や観光動態調査、不動産評価のための汎用パッケージを提供します。
4.
データ整理・活用パッケージの開発
自治体や企業が持つデータを統合し、利活用できる形に変換します。
5.
政策提言・意思決定の高度化
エビデンスを基にした政策立案を支援し、都市再生の実行力を高めます。
6.
発信・啓蒙活動
データ活用の価値や社会的意義を広めるシンポジウムやレポートを通じて、情報を発信します。
7.
大学・研究機関との共同プロジェクト
学問的な知見を実践に活かし、次世代の人材育成や国際的な連携を強化します。
今後の展望
この提携を通じて、URBANIXとLogianは「都市データ × まちづくりDX」の新たなモデルを確立し、福岡から全国さらには海外展開を目指します。地域の持つ潜在能力を最大限に引き出し、持続可能かつ創造性あふれる都市づくりを推進していきます。
会社概要
URBANIX株式会社
所在地:福岡県福岡市中央区天神二丁目3番10号 天神パインクレスト719号
代表者:代表取締役 岩淵丈和
事業内容:都市・不動産分野におけるデータ解析、まちづくり支援、SaaS開発
Website:
URBANIX公式サイト
Logian株式会社
所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目23番2号 ParkFront博多駅前1丁目5F-B
代表者:代表取締役 納富崇
事業内容:因果推論・シミュレーションを用いたデータ解析、アルゴリズム開発
Website:
Logian公式サイト