GIGABYTE、AI学習に特化した高性能マザーボード2機種をリリース
株式会社ニューエックスは、GIGABYTE社よりAI学習に最適化された2種類のマザーボード、X870E AORUS XTREME AI TOPとZ890 AI TOPを発表しました。どちらも、高度なAI開発ワークフローを円滑に進めるための最新の機能を搭載しています。
X870E AORUS XTREME AI TOP:AMD Ryzenプロセッサ対応
X870E AORUS XTREME AI TOPは、AMD Ryzenプロセッサに対応したハイエンドマザーボードです。18+2+2フェーズデジタル電源設計と大型ヒートシンクにより、安定した電力供給と冷却性能を実現。マルチGPU構成にも対応し、大規模なAIモデルの学習にも対応できます。さらに、高速インターフェースとして、PCIe 5.0とPCIe 4.0 M.2スロット(各3基)、USB4 Type-C(40Gb/s)、10GbE LANを2ポート、そしてWi-Fi 7も備え、データ転送速度のボトルネックを解消します。使いやすさにも配慮し、EZ-LatchによるPCIeスロットとM.2コネクタの工具不要設計を採用しています。
Z890 AI TOP:Intel Core Ultraプロセッサ対応
Z890 AI TOPは、Intel Core Ultraプロセッサに対応したモデルです。18+1+2フェーズデジタル電源設計と大型ヒートシンクで、安定した電力供給と冷却性能を実現。こちらもマルチGPU構成に対応し、大規模なAI学習ワークロードを処理できます。高速インターフェースとして、Thunderbolt 5 Type-C(80Gb/s)、USB 3.2 Gen.2x2 Type-C(20Gb/s)、10GbE LANを2ポート、Wi-Fi 7を搭載。PCIe 5.0とPCIe 4.0 M.2スロット(各3基)も備えています。EZ-Latchによる工具不要設計も採用されており、高い操作性を提供します。さらに、AORUS AI SNATCHとD5 Bionic Corsaなどの独自の機能も搭載されています。
GIGABYTEの取り組み
GIGABYTEは、PCコンポーネントの世界的なリーディングカンパニーとして知られています。マザーボード、グラフィックスカード、ノートPCなど幅広い製品を展開し、革新的な技術開発で業界をリードしています。今回のAI学習向けマザーボードは、同社のAIとIoT分野への進出を象徴する製品と言えるでしょう。
株式会社ニューエックスについて
株式会社ニューエックスは、GIGABYTE製品の国内販売を行う企業です。製品の企画からサポートまでを一貫して行い、高品質な製品とサービスを提供することに注力しています。
まとめ
GIGABYTEの新型マザーボードは、AI学習の高度化と普及を促進する上で重要な役割を果たすと期待されます。高速インターフェース、高い拡張性、そして優れた冷却性能を備えたこれらのマザーボードは、AI研究者や開発者にとって理想的な選択肢となるでしょう。今後のAI技術の発展に貢献する、革新的な製品と言えるでしょう。