法人向け生成AI「ChatSense」とBoxの連携について
株式会社ナレッジセンスは、最新の法人向け生成AI「ChatSense」を提供しています。このサービスは、社内データを追加学習に活用することができ、特に多くの企業でこれが業務効率化に寄与しています。最近、ChatSenseがコンテンツクラウド「Box」との連携において、公式認定である「Boxエコシステムソリューション」に登録されたことを発表しました。
この認定は、ChatSenseとBoxの連携が信頼性と利便性を兼ね備えていることを公式に示しており、企業は安心してBox上のデータをAIに連携させて活用することができます。特に、日経225に上場する企業の75%が利用するBoxを導入している企業にとって、AIとデータの連携がますます重要になっています。
背景
企業における生成AIの導入は増加しており、業務の効率化を求める声が高まっています。特にナレッジセンスの「ChatSense」は、セキュリティを重視し、500社以上の顧客に導入されています。ここで注目されるのが「RAG」(Retrieval-Augmented Generation)という機能です。RAGは、AIが社内のデータに基づいて回答するための仕組みであり、通常では学習されていない特定の情報にも対応できるという優れた利点があります。
企業からは、Box内のファイルをより簡単かつ安全にAIに連携させたいという要望が多数寄せられ、この度の「Boxエコシステムソリューション」認定は、そのニーズに応える形で実現しました。
ChatSenseの主な機能
1. Box上のデータとの連携が簡単
ChatSenseでは、Boxにあるファイルを非常に手軽にAIの学習ソースとして使用できます。対応するファイル形式は、docx、pdf、xlsx、pptx、txt、csvなど多岐にわたります。
このように幅広いファイル形式に対応していることは、社内データの活用を一層円滑にする要因です。特に、AIが必要とする情報はどのような形式か分からない場合でも、利用者にとってストレスフリーな環境を提供します。
2. 自動更新機能
更に便利なのは、一度連携したデータは自動で最新状態に更新される点です。Boxでファイルが更新されると、すぐにChatSenseに反映され、常に新しい情報を持ったAIを利用することができます。これにより、定期的な手動更新の必要がなく、効率的に運用できる点が魅力です。
3. 画像データの学習も可能
通常のRAGサービスでは難しい、ファイル内の画像データの学習も可能です。ChatSenseの独自技術により、PDFやワード、パワーポイントのファイルに入った画像やグラフ、チャートデータもAIは処理できます。こういった機能は、特に視覚的な情報が多い業界において非常に有用です。
全ての学習データは、依頼した企業のためだけに使用され、他社の学習に利用することはありませんので、セキュリティ面でも信頼できます。
ChatSenseについて
「ChatSense」は、米OpenAI社が提供する大規模言語モデルである「ChatGPT」を基にしつつ、安全性とコスト面で優位性を持つ法人向けのサービスです。その特徴には、チャット内容の秘密を守る機能やプロンプトを社内内で共有できる機能などがあり、業務の効率化に寄与しています。また、無料プランでも豊富な機能が利用できますので、初めて導入を考えている企業にも嬉しいポイントです。
ナレッジセンスの役割
ナレッジセンスは、企業のデジタルトランスフォーメーションを促進するために、生成AIを利用した多様なソリューションを提供しています。リーディングカンパニーとして、顧客のニーズに応える姿勢を常に持ち続けています。
これからもナレッジセンスは、生成AIを通じて企業の業務効率化に貢献し、進化を続けることでしょう。