クリーニング業界の未来を変える「ライトクラウドサービス」がJIIMA認証を取得

株式会社ライトがクラウドサービスで新たな認証取得

東京都江戸川区に本社を置く株式会社ライトが手掛けるクリーニング店向けの「ライトクラウドサービス」が、JIIMA（一般社団法人日本インクビジネス協会）が提供する「電子取引ソフト法的要件認証」を取得しました。この認証は、電子帳簿保存法に基づき、取引関係書類を電子的に作成・保存するための法的要件を満たしていることを示すものです。

ライトクラウドサービスの特徴

「ライトクラウドサービス」は、クリーニング店舗が受付データをクラウド上で集約できるシステムを提供しています。このサービスの導入により、店舗は税法に基づく帳簿の保管義務を軽減し、紙媒体での保存からの脱却が可能になります。パソコンやスマートフォンを使って、データをいつでもどこでも確認できるのが大きなポイントです。これにより、倉庫維持費や管理コストの大幅な削減が期待され、クリーニングビジネスの効率化が図られます。

JIIMA認証の取得概要

今回の認証で取得したのは、電子帳簿保存法における取引関係書類に関連するパターン2の認証です。具体的には、以下のような詳細となっています。

- 取得認証：電子取引ソフト法的要件認証（パターン2）
- 認証日：2024年8月29日
- 認証番号：40180-00
- 有効期限：2027年8月29日

この認証を受けることで、電子的に保存されたデータが法律が定めた基準を満たしていることが公的に証明されました。これは、クリーニング業界における業務の透明性と信頼性を向上させるものとなるでしょう。

経営管理の効率化

「ライトクラウドサービス」は、クリーニング店の本部と店舗のPOSレジ「あずかりくん」を結ぶことで、リアルタイムでのデータ管理を可能にします。このシステムは、各店舗の売上の追跡はもちろん、顧客分析、伝票の検索、マスタの管理、そして利益分析に至るまでの機能を提供しています。さらに、会議資料として活用できる各種帳票の出力や、店舗状況を視覚化するグラフ機能も搭載されており、経営者の意思決定を強力にサポートします。

会社の歴史と今後の展望

株式会社ライトは1933年に設立され、創業以来90年近い歴史を有します。インクメーカーとしてスタートした同社は、現在ではクリーニング業界を主な対象に、常に顧客のニーズに応え、業界全体の課題解決に尽力しています。この新たなクラウドサービスの提供もその一環であり、今後も企業は変わりゆく時代に応じた柔軟な取り組みを続けていく方針を示しています。