飲酒運転撲滅へ向けたアルコール・インターロックの法制化を目指す

飲酒運転撲滅に向けた新たな挑戦

飲酒運転は、社会にとって深刻な問題であり、日本では毎年約2万人が飲酒運転で逮捕されています。しかし、その一方で、飲酒運転による死亡事故の件数は増加傾向にあります。いかに飲酒運転の撲滅が急務であるかを再認識させられるデータです。

東海電子株式会社は、この大きな社会問題に真正面から取り組む姿勢を示しています。彼らの目指すのは「アルコール・インターロック」の法制化です。この装置は、飲酒運転を物理的に防ぐためのもので、運輸業界だけでなく一般車両にも広まりつつあります。

アルコール・インターロックとは

アルコール・インターロックは、運転者がアルコールを含む飲料を摂取した場合、その車両のエンジンを始動できないように設計されています。特に、2021年に八街市で起きた飲酒運転による痛ましい事故以降、多くの個人からの問い合わせが増加し、家庭用車両への装着が進んでいます。この技術は、アメリカやヨーロッパの一部の国で法的に義務化が進められていることも知られており、社会的な受け入れが進んでいる側面もあります。

飲酒運転防止カンパニーとしての責任

東海電子は、自社が飲酒運転防止を使命としており、ハード面での製品開発に努めるだけでなく、飲酒に関する教育や啓発活動にも力を入れていることが特徴です。2022年には特設サイトを開設し、広く一般の人々にアプローチを試みました。また、飲酒運転できない車専門店や飲酒運転NO！カフェをオープンするなど、様々な形で飲酒運転撲滅に貢献しています。