新滅菌包装材「キムガード」
2010-03-18 14:00:01

医療機器用の新たな滅菌包装材「キムガード」の登場とその特長

医療機器向け滅菌包装材「キムガード」の新発売



キンバリークラーク・ヘルスケア・インクが、4月1日より医療機関向けに新たな滅菌包装材「キムガードスタンダード滅菌バッグ」と「キムガードプラズマ用滅菌バッグ」を展開開始します。この新製品は、医療機器の安全性を確保するために重要な役割を果たす製品です。

キンバリークラークの信頼性と市場シェア



同社は、米国市場で約90%のシェアを誇る医療機器用滅菌包装材「キムガード滅菌ラップ」を展開しており、今回の滅菌バッグの追加により「滅菌包装材のトータルソリューション」を医療機関に提供する位置づけです。この滅菌バッグとラップの組み合わせによって、様々なサイズや形状の機器に対して柔軟に応じる包装が可能になります。

滅菌バッグの特徴と利点



従来のシート状の滅菌ラップは大型医療機器の包装に適していましたが、新しい滅菌バッグはバッグのマウント部に機器を収納し、しっかりと包装・滅菌ができるタイプです。これによって、滅菌工程がより簡便になります。

手術用の医療機器が使用される前には、洗浄、組立、包装、滅菌という複数の工程を経る必要があります。これらのプロセスでは、滅菌バッグを使用することで細菌の侵入を防ぎ、無菌性を維持できます。

滅菌方法に対する対応力



「キムガード
滅菌バッグ」は、医療現場で行われる一般的な滅菌方法、すなわち「高圧蒸気滅菌」、「エチレンオキサイトガス(EOG)滅菌」、そして「過酸化水素ガス滅菌」の全てに対応できるラインナップを揃えています。これにより、医療機関では選択肢が広がり、具体的なニーズに応じた包装方法を選ぶことが可能になります。

インジケーター機能の工夫



滅菌バッグには、滅菌工程を経たことを確認するためのインジケーターが備わっています。このインジケーターは見やすい色調変化があり、滅菌が完了したことが一目で分かるため、医療従事者の業務を助けます。また、インジケーターは単にヒートシールしただけでは色が変わらないため、滅菌状態の確実性が高まります。

環境への配慮



新しい滅菌バッグにはロールタイプとパウチタイプの二種類が用意されており、ロール専用のディスペンサーも提供されます。段ボール箱をディスペンサーとして使用することで、使い終わった包装材の廃棄問題にも配慮しています。これにより、廃棄物の削減にも貢献します。

教育プログラムによるサポート



キンバリークラークは、医療関連感染防止のリーディングカンパニーとして、日本の医療機関向けに多様な教育プログラムを提供しています。この新製品の発売を機に、滅菌室に関連した技術や保管方法についての総合的なソリューションを展開し、医療の質と安全性を向上させる目指しています。

結論



新たにリリースされた「キムガード*滅菌バッグ」は、医療現場における感染防止や安全性の向上に寄与すること間違いありません。迅速な滅菌と強力な無菌性を維持するこの新しいソリューションは、今後の医療現場での大きな一歩となるでしょう。詳細情報は公式ウェブサイト(キンバリークラーク・ヘルスケア)をご覧ください。

会社情報

会社名
キンバリークラーク・ヘルスケア・インク
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1横浜ランドマークタワー15階
電話番号
045-682-5150

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