次世代の農業を考える有識者が集まる「ソーラーシェアリングサミット2024」が、2023年10月4日(金)に東京都千代田区のLIFULL TABLEで開催されます。このイベントは、営農型太陽光発電、すなわちソーラーシェアリングをテーマとし、さまざまな視点からその可能性や課題について議論する場です。
このサミットの基調講演には、千葉エコ・エネルギー株式会社の代表取締役、馬上丈司氏をはじめとする専門家が登壇します。馬上氏は「農業とエネルギーのこれまでとこれからを考える」というテーマで講演を行い、営農型太陽光発電と農業の未来についての洞察を提供します。また、堀口健治氏(早稲田大学名誉教授)による「ソーラーシェアリング展開のための収支概況」、稲垣照哉氏(全国農業会議所専務理事)による「農業現場と農業政策におけるあるべきソーラーシェアリングとは」についての講演も行われます。
イベントは14:25からトークセッションに移り、若い世代がソーラーシェアリングをどのように捉えているかを考える「Z世代から見たソーラーシェアリングという選択肢」というテーマで、若手の登壇者が意見を交わします。さらに、15:35からは「営農型太陽光発電/ソーラーシェアリングの課題と可能性」というテーマのトークセッションが予定されています。
会の後半では、自治体関係者や実務家の視点から、ソーラーシェアリングの今後の展望が話し合われるセッションも行われ、最後には参加者同士の交流の時間も設けられています。
本サミットには、一般参加者を含めた定員100名の参加が見込まれ、一般の参加費は8,000円、U30は5,000円、特別協賛枠として学生には無料招待枠が用意されています。学生向けの申し込みフォームも設けられており、50名分の無料枠が確保されていますので、興味のある学生は早めに申し込みを済ませることが推奨されます。
「ソーラーシェアリングサミット2024」は、営農型太陽光発電の重要性とその展開可能性についての最新の情報を得る貴重な機会であり、全国の農業関係者やエネルギー分野の専門家にとって見逃せないイベントとなることでしょう。詳細は公式ページからも確認できます。
千葉エコ・エネルギー株式会社は、2012年に設立され、環境・エネルギー業界での実績を活かして、国内外での営農型太陽光発電に関するモデルケースを提供してきました。一方、合同会社小田原かなごてファームも再生可能エネルギーの普及に取り組んでおり、両社のコラボレーションがどのような成果を生むのか今後の動向が期待されます。