岡崎市でのLUUP電動キックボードの拡充
愛知県岡崎市が、新たな移動手段を提供するために、電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」を本格導入します。このサービスは、岡崎市内のポートを4箇所から12箇所へと大幅に拡大することが決定され、2025年5月から運用を開始する予定です。
LUUPの目的と背景
株式会社Luupは、電動マイクロモビリティを活用した移動のインフラを整えることで、都市の利便性を向上させることを目指しています。LUUPは、2020年5月から全国各地でサービスを開始し、現在では13,000箇所以上のポートを展開しています。このサービスは、通勤や通学、買い物、観光など、様々なシーンで日常の移動手段として利用されています。
岡崎市では、2024年8月29日から2025年3月2日までの期間中、実証実験を行い、市民や観光客から良好な反響を得ました。多くの利用者から「もっと広範囲に利用したい」という要望が寄せられ、この度の12ポートへの拡張が実現しました。
新たな12ポートの設置場所
新たに設置されるポートは以下の通りです。
- - 岡崎城公園
- - 籠田公園
- - ナリモレンタカー
- - ほてる小柳津
- - 明大寺交通広場(家康公広場下)
- - 岡崎市役所 西庁舎ロータリー前
- - banks
- - FLAT SO.
- - 東岡崎駅東口バスロータリー前
- - 東岡崎駅東公衆トイレ裏
- - 明代公園
- - 岡崎市図書館交流プラザ りぶら
これにより、LUUPポートが設置されていなかった地域でも、気軽に電動マイクロモビリティを利用できるようになり、岡崎市全体の回遊性向上と賑わいの創出が期待されています。さらに、ポートの設置場所は市の公有地を活用するなど、岡崎市との協力のもと進められます。
市の期待と今後の展望
岡崎市は、2019年にLuupと連携協定を締結し、電動モビリティの実証実験を進めてきました。この度の拡充により、市民や観光客の移動に多様性を提供し、よりスマートな未来の実現を目指します。市の代表は「この事業により、岡崎市内の回遊性が向上し、最適な移動手段が選べる社会を期待しています」とコメントしています。
LUUPポートのオーナー募集
さらに、LUUPでは、岡崎市内でポートを設置したいオーナー様を募集中です。利用したいデッドスペースや余剰の駐車場がある場合は、ぜひ相談してみてください。詳しい情報は公式ウェブサイトをご確認ください。
LUUPサービス概要
- - サービス内容: 電動キックボードおよび電動アシスト自転車のシェアリングサービス
- - 利用方法: スマートフォンアプリ「LUUP」で登録した後、ポートからポートへと移動
- - 料金: 基本料金50円(税込)+時間料金1分あたり15円(税込)
- - 利用条件: 年齢確認書類の登録および交通ルールテストの合格
- - 保険内容: 対物賠償、対人賠償、自身の怪我が対象
詳細については、LUUPの公式サイトをご覧ください。アプリはiOSやAndroidで利用可能です。これにより、岡崎市がより身近に感じられる移動環境が整いつつあります。