洛星高等学校がTMI総合法律事務所を訪問
2024年8月23日、京都府にある洛星高等学校の高校1年生9名が、東京研修プログラムの一環としてTMI総合法律事務所を訪問しました。このプログラムは、生徒たちがさまざまな分野で活躍しているOBとの交流を通じて、進路選択を考える良い機会となることを目的としています。
プログラムの目的
2021年から始まったこの東京研修では、東京大学や国会、霞が関の省庁、さらに企業訪問など多岐にわたるプログラムが組まれています。生徒たちは、社会のさまざまな側面を学び、自らの進路について考えるきっかけを得ることができます。特に、今年の当事務所訪問では、洛星高等学校の卒業生である3名の弁護士が講師として参加し、彼らのキャリアについて語りました。
弁護士のキャリア講演
訪問当日は、OB弁護士から企業法務やTMI総合法律事務所の特徴、弁護士や弁理士の役割についてわかりやすく説明されました。参加した弁護士たちは、さまざまな経歴を持っており、大学卒業後すぐに弁護士になった人、企業に就職した後に司法試験を受けた人、官庁や設計業務を経験した後に法律の世界を目指した人など、それぞれ異なるバックグラウンドを持っています。
彼らは、自身のキャリアと経験について詳細に解説し、どのような思考過程を経て弁護士の道を選んだかを生徒たちに共有しました。このような貴重な経験を通じて、生徒たちは実際の仕事の内容やキャリアの可能性についての理解を深めました。
生徒たちの感想
訪問後、生徒たちは「普段はあまり触れない弁護士という職業について、仕事内容や楽しいこと、辛いことを知ることができた」と感想を述べました。彼らは、刑事ドラマなどでしかオフィスビルで働く弁護士を見ることができなかったため、実際の法律事務所の大規模さに驚いたことを告白しました。また、これまで進路の選択肢になかった「弁護士」という職業に興味を持つようになり、新たな可能性を感じることができたと語りました。
TMI総合法律事務所について
TMI総合法律事務所は1990年に設立され、現在では625名の弁護士と96名の弁理士が在籍しています。国内外で多岐にわたるリーガルサービスを提供し、グローバルファームとしても知られています。法律事務所としての枠を超え、株式会社設立や地方自治体とのデジタル化協定など、常に新しい挑戦を続けています。このような取り組みを通じて、未来の人材育成に寄与したいと考えています。
結論
同事務所でのOB職場訪問は、洛星高等学校の生徒たちにとって貴重な経験となりました。彼らは実際の法律の現場を目の当たりにし、自分たちの進路選択について考える新しい閃きを得ることができたのです。このような実践的な学びを通じて、彼らの未来がより広がることを期待しています。