全国高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0」の優勝トロフィー
株式会社Kewai(東京都)は、日本国内で開催された高校対抗eスポーツ大会「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2025」の優勝トロフィーを手掛けました。この大会は、大阪の関西万博メインホール「シャインハット」で行われ、過去最多の延べ8,293名の高校生が参加するという盛況ぶりを見せました。eスポーツは性別や体型に関わらず、誰もが参加可能な新時代のスポーツとして多くの若者の可能性を引き出しています。
進化するeスポーツとその影響
「STAGE:0」は、同じ高校に所属する仲間たちがチームとして連携し、日本一を目指す競技です。特に今年の第7回目の大会は、例年以上に注目が集まりました。2024年に開催された前身の大会では、ライブ配信の視聴者数が約1,393万人に達し、eスポーツの人気が急上昇しています。このような環境の中で、高校生たちは熱意を持って挑戦し続けています。彼らの姿は、努力とチームワークの大切さを教えてくれます。
Kewaiのトロフィーに込められた思い
Kewaiのトロフィー制作には、クリエイティブディレクター河瀬太樹氏の深い思いが込められています。彼は、「優勝の瞬間だけでなく、その背後にあるプロセスも重要である」と語り、選手たちが積み上げてきた努力を形にすることに力を注ぎました。トロフィーは勝利の象徴であると同時に、選手たちの汗と涙、友情の結晶とも言えます。
参加者へのメッセージ
河瀬氏は、全ての参加者へ向けて、心からの祝福の言葉を贈りました。彼によれば、挑戦を通じて得た経験や仲間と過ごした日々は、今後の人生においてかけがえのない財産になるでしょう。この大会を通じて得た絆が、これからの新たな挑戦へとつながることを期待しています。
技術とアートの融合
また、トロフィーの造形には、最先端の技術を駆使したMagnarecta-130による立体造形技術が用いられ、MOLpの技術的助言を得ることで、他に類を見ないオリジナリティあふれる作品が完成しました。このように、Kewaiはデザインと技術の融合を大切にし、観る人に強い印象を与えるものを提供しています。
Kewaiの未来と「気配」
Kewaiの社名が示す通り、「気配」を感じることは私たちの感性を豊かにします。2024年に設立されたKewaiは、その感覚を形にし、新たな価値観を世に送り出すことを目指しています。来る2025年には、イタリアのミラノデザインウィークで初のコレクション「Sense of Spring collection」を披露する予定もあり、さらなる進化が期待されます。
これからも、eスポーツを通じて多くの若者たちが夢を追い、共に成長していく姿を見守っていきたいものです。全ての選手、そしてその背後で支えた多くの人々に感謝を込めて、Kewaiは今後も自らのスタンスを貫いていきます。