AIが実現するドローン操縦の新境地
2026年8月8日、一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会(DBA)が運航支援アプリ「dronebiz.app」に新機能「AIコーチ」を導入しました。この革新的な機能は、特にPhantom 4シリーズやMavicシリーズなどのDJI機に対応し、自動的に操縦の評価を行います。ドローンの操縦は高い技術を要し、自分の飛行がどのようなものかを客観的に知ることが難しいため、AIコーチの登場は多くのパイロットにとっての連れの役割を果たします。
背景:なぜ「AIコーチ」が必要か
ドローン操縦の実技練習には、多くの場合で困難さが伴います。自分の操縦ミスを理解することは容易ではなく、教官からの指導も抽象的になりがちです。その結果、操縦者は自身の成長を測る手立てを見失ってしまうことが多いです。DBAは、2016年から全国140拠点での講習を通じて、どの点で受講者がつまずくのかという貴重な情報を蓄積してきました。そのデータを基に、パイロットコーチAIを実現しました。
「AIコーチ」とはどのような機能か
新たに追加された「AIコーチ」は、dronebiz.appの中で特に操作技術向上に特化した機能です。これには、ドローンを飛ばす前後で必要となる確認や記録が含まれています。ユーザーは、DJI機の飛行ログをそのままアップロードし、それを元にAIコーチが評価を行います。
評価内容
1.
総合点と項目別評価:操縦技術は以下の6つの観点から評価され、それぞれ100点満点で採点されます。
- スティックの滑らかさ
- ホバリングの安定性
- 高度維持力
- 昇降の滑らかさ
- 直線移動の精度
- 円及び8の字の旋回精度
2.
飛行軌跡のリプレイ:3次元での飛行を再生し、どこでどのようなミスが発生したかを詳細に振り返ります。
3.
採点機能:国家資格の試験に準じた減点式の採点が行われ、利用者は課目選択の必要がなく、ただログをアップロードするだけで結果を得られます。
4.
総合講評:採点結果がDBAの対話AIに渡り、操縦者向けの具体的な返答が日本語で生成されます。
ドローンスクールへの影響
この新機能は、実技指導における教官の役割を補完します。飛行ログが数値化されることで、教官も受講生の練習状況を把握しやすくなります。これにより、個別指導においても一層の効果が期待できます。
今後の展開
「AIコーチ」はさらに機能を追加予定で、練習履歴や上達の記録の他、講師と受講生との比較機能も考案されています。また、DBAはDPA認定スクールとも提携しており、これによりより多くの受講生が新しい機能を利用できるようになります。
お問い合わせ
製品についての詳細は、DBAの公式ウェブサイトをご覧下さい。実際にAIコーチの機能を体験するには、こちらからアクセスできます:
dronebiz.app。