「JIC オン診カプセル」始動
JAPAN International Clinicが2026年8月、東京都表参道と新宿で「JIC オン診カプセル」を開設する。この施設は、訪日外国人が多く滞在する都市や観光地に設置され、オンライン診療を受けられる個室型の受診拠点を提供する。この新しい試みは、訪日外国人が体調を崩した際に、迅速に医療を受けられるよう導線を整えることを目的としている。
訪日外国人医療へのアプローチ
訪日外国人の数は年々増加しており、2025年には4,268万人以上に達する見込みだ。しかし、観光客が日本に来ると、言語の壁や医療機関へのアクセスの難しさ、受診方法や診療時間の不安など多くの課題が存在する。日本政府観光局の調査によれば、訪日外国人旅行者の約4%が旅行中に病気やけがを経験しており、その中でも風邪や熱の症状が多いとされている。この状況を受け、JICはオンライ診療を通じた新たな医療アクセスの国策を立案した。
訪日外国人に優しいオンライン診療
「JIC オン診カプセル」では、利用者はスマートフォンから簡単に問診、予約、決済が可能で、個室でオンライン診療を受ける。この診療が必要になった場合は、近隣の薬局で処方薬を受け取ることができる。設置場所の候補としては、駐車場、レンタルスペース、商業施設、宿泊施設などがある。これにより、都市部や観光地で簡単に医療サービスにアクセスできるようになる。
初期の展開
具体的には、表参道では「JAPAN International Clinic Telemedicine Capsule Shibuya」として、株式会社ビーフラットが提供するスペースでサービスを開始する予定だ。また、新宿エリアではレンタルスペースプラットフォーム「instabase」を活用し、最適な設置場所を確保する計画だ。
地域との連携
さらに、一般財団法人渋谷区観光協会もこの取り組みに賛同し、後援団体として関与している。これにより、訪日外国人が安心して医療アクセスを得られる環境を整えていく。JICは、各地の観光協会や自治体との協力を進め、さらに多くのエリアへの展開を目指している。
今後の展開
今後は、渋谷や浅草、空港近郊なども視野に入れたさらなる拡大を計画している。このモデルを基に、時間の無い訪日外国人や在留外国人、さらには日本人を対象としたクイック診療サービスへの応用も考慮に入れている。
パートナーを募集
そして、「JIC オン診カプセル」の展開において、設置チャンスや運営が可能なパートナーも求めている。駐車場やレンタルスペース、商業施設など、様々な場所での設置を目指しているので、関心のある企業や団体はぜひ連絡をしてほしい。
会社概要
一般社団法人SIGが運営するJAPAN International Clinicは、訪日外国人や在留外国人を対象にした多言語対応の医療サービスを提供し、利用者が安心して医療にアクセスできる体制を築いている。今後も、訪日外国人に向けた医療サービスの充実を目指し、様々な取り組みを続けていく。
このように「JIC オン診カプセル」は、日本滞在中の訪日外国人にとって、安心できる医療の橋渡しを行う重要な役割を果たすものと期待されている。