アスエネがDPP対応の新機能「ASUENE DPP」を発表
アスエネ株式会社は、AIサステナビリティ統合プラットフォーム「ASUENE」において、EUで進行中のデジタル製品パスポート(DPP)に対応可能な新機能「ASUENE DPP」の提供を開始しました。これにより、企業は製品やその構成部品、さらには原材料の情報管理が一元化され、すべてのプロセスが効率化されます。
DPP機能の詳細
「ASUENE DPP」機能の主なポイントは、サプライヤーからのデータ収集、検証、さらにはLCA(ライフサイクルアセスメント)やCFP(カーボンフットプリント)算定のためのデータ管理が統合されていることです。さらに、AIが未入力、形式不備、異常値を検知することで、データの品質を確保し、LCA/CFP算定やDPP生成において高い精度を保つ支援を行います。
この機能は、電池、鉄鋼、アルミニウム、繊維、家具、および建設製品におけるEUの製品規制を満たすための強力なツールとなります。また、DPPの対応が求められる企業にとって、膨大な製品情報の管理と対応が簡素化されることを意味します。
DPP導入の背景
EUでは2024年に、持続可能な製品のためのエコデザイン規則(ESPR)が施行され、企業は製品の環境情報やトレーサビリティ情報をデジタルで管理する必要があります。この規則により、日本からEU市場に進出を考える企業もDPPへの対応が求められます。特に、EU電池規則によれば、2027年から一部の電池にバッテリーパスポートが義務化され、鉄鋼や繊維、家具なども優先される製品群として指定されています。
データ管理の革新と強化
「ASUENE DPP」では、複雑な製品構成に対応するため、製品や部品、原材料のデータを効果的に管理し、AIを活用してデータ検証を強化しています。これにより、各サプライヤーから収集した情報を統合し、データの標準化を図ることで担当者の作業のばらつきを減らし、持続的にDPPに対応できるシステムを構築します。
主な機能には、DPPテンプレート管理、製品DPP情報管理、サプライヤーデータの収集、AIによるデータ検証、LCA/CFP算定、DPP公開(QRコード生成)などが含まれます。
更なる展望
アスエネは今後も、EUにおける製品ごとの規制地点やDPPの技術仕様に従い、「ASUENE DPP」の機能や対象製品を拡充していく予定です。この取り組みによって、企業がDPP準拠のプロセスをスムーズに行えるよう支援し、環境への配慮を行う企業にとって欠かせないパートナーとなることを目指します。
「ASUENE」は、AIサステナビリティ統合プラットフォームとして、Scope1-3排出量の算定・見える化・削減・報告を担うだけでなく、国内外の規制やイニシアチブへのコンサルティングも提供しています。今後もさらなるサービスの向上に努め、サスティナブルな社会の実現に貢献していく所存です。
ASUENE DPPサービスページは、是非ご覧ください。