三河地方の新たな和菓子革命
愛知県三河地方にある株式会社お亀堂が、新しい和菓子「とろけるわらび餅」を販売開始しました。本店は豊橋市にあり、70年以上の歴史を誇る老舗和菓子店として親しまれています。この新商品の特徴は、なんと言ってもその「ぷるとろ食感」。箸で持ち上げると、まるで雫のように零れ落ちる柔らかさが病みつきになると話題です。
10年をかけた研究と試作
お亀堂は10年前からこのわらび餅の開発に取り組み、国産わらび粉を使用した研究を重ねてきました。50種類の原料に対して水分量や加熱時間を1%や秒単位で調整した結果、数万通りもの組み合わせから500回以上の試作を行いました。この多くの試行錯誤から生まれたのが、「とろけるわらび餅」です。
奇跡の素材と製法
お亀堂が突き止めた「奇跡の口どけ」の秘密は、特殊な素材の使用にあります。この素材は、偶然のひらめきから使い始めたもので、わらび餅の「ぷるぷるを保持」する役割を果たします。製造方法も秘伝の銅釜直火炊きに改良を加えたもので、地道な調合比率の試行錯誤によって形づくられています。
濃厚な京風きな粉との出会い
さらに、このわらび餅の味の決め手ともいえるのが「京風きな粉」。全国各地から約50種類を取り寄せた中から厳選したのが、国産大豆100%の深煎り「黒須きな粉」です。焙煎温度が高く、時間も長いため、色や味が濃く、きな粉の風味が際立っています。この澄んだ風味が「とろけるわらび餅」と絶妙に組み合わさり、一種の「和のティラミス」というべき逸品に仕上がっています。
手に取りやすい価格でも
「とろけるわらび餅」は、小200gで1,080円、大350gで1,280円という手頃な価格も嬉しいポイント。東三河のお亀堂直営店にて購入可能です。柔らかく、贅沢な風味を楽しむには、ぜひお試しください。
和菓子への挑戦と革新
お亀堂はただ美味しい和菓子を作ることに留まらず、「和菓子への挑戦と革新」をテーマに活動しています。創業70年以上の歴史を受け継ぎながら、若い世代や他地域からも和菓子に再び恋してもらうための施策を日々模索しています。伝統を守りつつも進化を続ける姿勢は、職人たちの意地でもあり、地域の未来への強い願いでもあります。
お亀堂の未来
お亀堂はこれからも「挑戦」と「革新」を重ね、日本の和菓子文化の発展をリードしていくことでしょう。四季折々の和菓子を提供し続け、地域の皆様に愛される存在であり続けるために、努力を続けていきます。ぜひ、今後の展開にご期待ください。
会社概要
- - 公司名:株式会社お亀堂
- - 所在地:愛知県豊橋市南小池町164
- - 代表取締役:森貴比古
- - 公式サイト:お亀堂
- - SNS:
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