株式会社オルツは、東京・港区を本社として2014年に設立された企業で、AI技術を駆使して人々の非生産的な労働を軽減することを目的としています。この目標の一環として、最近「AlphaPath」という新しいソーシングエージェントツールを発表しました。
「AlphaPath」は、ベンチャーキャピタル(VC)やコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)向けに特化したサービスで、スタートアップ企業のデータベースやソーシャルメディアを利用し、そこから得られた情報を基にスタートアップクローンを生成します。そして、VCやCVCが抱えるビジョンや投資判断基準を学習したAIクローンと組み合わせることで、より最適なマッチングを実現します。
現在、オルツは、AIクローン技術をはじめとする多様なソリューションを人材紹介やM&A仲介の領域で数々の成功事例を積み上げてきました。これにより、AlphaPathの導入に向けての可能性も広がり、既にPOC(概念実証)を通じてCVCやVCでの評価が進められています。
「AlphaPath」を使用することで、日本におけるVC/CVCはスタートアップのソーシング業務をより効率的に、かつ効果的に進めることができます。このツールが提供する高品質なマッチングは、急速な進化を遂げるスタートアップエコシステムのさらなる質の向上に寄与することを目指しています。
さらに、オルツはこの技術だけではなく、AIの対話エンジンや音声認識テクノロジーなど多岐にわたるプロダクトも開発しています。たとえば、「AI GIJIROKU」はその一例であり、これにより企業内でのコミュニケーション効率が向上します。他にも、「altBRAIN」や「CLONEdev」、「altTalk」といった製品群があり、さまざまなビジネス上の課題に応えるための選択肢を提供しています。
今後、オルツは「AlphaPath」を通じて、アライアンスを重視し、ITから金融、建設、物流、メディア、製造、小売、サービス業など、全てのジャンルに対してAIソリューションを提供・支援していく考えを示しています。
オルツの発展が業界に与える影響にも注目が集まっています。今後の展開が期待される中、業界関係者からの問い合わせや関心が寄せられており、AIを活用する新たな時代の幕開けが感じられます。