山本やす子の写真展「出羽路・狐越街道をゆく」が開催！

山本やす子の写真展「出羽路・狐越街道をゆく」

2025年11月6日（木）から11月12日（水）まで、アイデムフォトギャラリーシリウスにて、山本やす子の写真展「出羽路・狐越街道をゆく」が行われます。この展示では、山形県の歴史ある道である狐越街道をテーマにした美しい写真が展示され、訪れる人々にその魅力を伝えます。

狐越街道とは？

狐越街道は、山形駅の西側に位置する富神山方面に向かう古い街道であり、「白鷹越え」という別名も持っています。この道は、様々な歴史的背景を持つ道でもあり、山を越える際に人々がこの街道を利用していた名残があります。山本さんは、この道を歩きながら、地域に息づく歴史や人々の生活の様子に触れ、それを写真に収めてきました。

展示の内容

今回の写真展では、全45枚の作品が展示され、サイズはA3ノビからA1まで多岐にわたります。作品を通じて、観る人々は美しい自然風景や地域の人々の生活の一端を垣間見ることができます。特に、紅花や蕎麦畑、朝日連峰の雪景色など、山形の美しい四季の変化を体感することができるでしょう。

歴史的な側面も興味深く、直江兼続がこの地を通って戦に向かったことや、「信仰のみち」としての側面も持つ白鷹山の文化的背景について触れられています。

写真展への誘い

山本やす子さんは、山形県出身で、現在は練馬区に在住しています。現代写真研究所にて学んだ彼女の作品は、常に地域に対する深い愛情と関心を表現しています。本写真展では、単なる風景の記録にとどまらず、彼女自身の思いが込められた写真の数々が並んでいます。特に、狐越街道の存在を忘れずに描いた作品は、地域の魅力を再発見させてくれることでしょう。