新キャンプ施設誕生
2024-07-29 12:25:00

災害時にも対応可能な新しいキャンプ施設が京都に誕生!

災害時にも使用できる新しいキャンプ施設が登場



株式会社LIFULLが展開する新たな取り組みのひとつとして、分解・組み立て・移設が可能な「インスタントハウス」を使ったキャンプ施設が、2024年7月29日に京都府南丹市にオープンします。このプロジェクトは、LIFULL ArchiTechとカトープレジャーグループが連携し、地域の災害対策に貢献することを目的としています。

フェーズフリー活用による新たな機能


このキャンプ施設は、通常時にはアウトドアを楽しむ場として利用され、緊急時には避難所としての役割も担います。このようなフェーズフリー活用は国内初であり、日常生活と非常時の境界をなくすという新しいコンセプトに基づいています。

インスタントハウスは1時間以内で簡単に組み立てられ、災害時にスムーズに避難施設に切り替えられる柔軟性が特徴です。これにより、事前に準備された安全な空間を迅速に提供できる体制が整います。

これまでの取り組みと今後の展開


LIFULL ArchiTechは、過去にトルコ・シリア大地震や令和6年能登半島地震等でのインスタントハウスの設置を通じて、実績を積み上げてきました。しかし、発災時の即時設置には課題も残っていました。今回のキャンプ施設では、平常時からインスタントハウスが設置されていることで、災害発生直後にも迅速に避難所としての運用が可能となります。

更に、カトープレジャーグループは、地域の自治体と連携し、インスタントハウスをスムーズに近隣地域へ移設可能な体制を整え、災害時の迅速な対応を強化しています。このような取り組みを通じて、地域が協力しあう防災の仕組みを・構築することを目指しています。

日常と防災の融合


フェーズフリーの考え方は、日常生活の中で無意識に防災を意識することを促進します。普段使っている商品やサービスが、同時に災害に備えるものとして機能するというモデルは、今後の日本の防災に新たな視点をもたらすでしょう。モバイルバッテリーの携行やローリングストックもこの理念に合致しています。

新しいインスタントハウスの活用を通じて、地域の避難所機能が強化されるだけでなく、キャンプなどの体験を提供することで多くの人々に親しまれる場所を目指しています。

まとめ


インスタントハウスを活用した新しいキャンプ施設は、日常生活と緊急時の両方に対応する新たな生活スタイルを提案します。訪れる人々が自身の安全を意識しつつ、楽しむことができる環境を整えることが、これからの地域づくりの重要なテーマとなりそうです。日本中のキャンプ場では、今後もこのスタイルの展開が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社LIFULL
住所
東京都千代田区麹町1-4-4
電話番号
03-6774-1600

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