薬剤耐性への取り組み
2024-07-22 16:08:03

野村アセットマネジメントが薬剤耐性問題に対するステートメントに署名

野村アセットマネジメントが薬剤耐性問題に取り組む姿勢を表明



野村アセットマネジメント株式会社(以下、野村AM)は、抗生物質が効かなくなる薬剤耐性(AMR)への懸念を表明する投資家ステートメントに賛同し、署名会社となりました。このステートメントは、薬剤耐性問題への対策を促進するために、IAAMR(Investor Action on Antimicrobial Resistance)によって呼びかけられたもので、野村AMもその重要性を認識して参加しました。

薬剤耐性の危機



薬剤耐性は、医療、畜産、農業における抗菌薬の過剰使用や誤用が原因で深刻なリスクを引き起こしています。特に、残留抗菌薬が環境に与える影響が懸念されており、これが全球的な健康問題を引き起こす要因となっています。野村AMは、IAAMRの設置母体であるAccess to Medicine FoundationおよびFAIRRの両団体とも連携し、この問題を解決するための取り組みに参加しています。

国際的な協力の重要性



IAAMRは、薬剤耐性問題への無関心がもたらす経済的な負担が、世界のGDPを押し下げる可能性があることを指摘しています。実際、国連では昨年、AMRに関する重要な会合が開催され、各国の代表がこの問題の解決策について議論しました。

本ステートメントでは、薬剤耐性のリスクを軽減するためには、政府、企業、投資家が一体となって取り組むことが不可欠であると強調しています。特に「ワンヘルス」アプローチが必要だという考え方が提唱され、すべてのステークホルダーが人間、動物、環境の健康を総合的に捉えることが求められています。

提言内容



ステートメントには、具体的な提言として7つのポイントが挙げられています。主な提案には、科学的根拠に基づいた目標の設定や、農業・畜産における抗生物質使用の削減、新たな抗菌薬の開発支援などが含まれています。これにより、薬剤耐性問題への取り組みが具体化し、現実的な解決策が見出されることを期待しています。

今後の展望



野村AMは、責任ある機関投資家としてESG課題の解決に向けた努力を継続しつつ、世界中のお客様からの信頼を得られる日本を代表する運用会社を目指していきます。このような取り組みが、より健全な社会づくりに貢献することを願っています。

薬剤耐性問題は、我々の健康のみならず、経済にも直結する重要なテーマです。取り組みを進めることで、未来に向けて持続可能な発展を実現できることを目指して、全力で邁進していく所存です。


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会社情報

会社名
野村アセットマネジメント株式会社
住所
東京都江東区豊洲二丁目2番1号
電話番号

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