京都で新たな支援手法を確立するレジリエント
京都に本社を置くレジリエント株式会社が、この度初の第三者割当増資を実施し、4300万円の資金を調達した。本記事では、その背景と今後の展望について詳しく解説していく。
資金調達の理由とは
2022年10月に設立されたレジリエントは、バックオフィス業務の支援を目的としており、「安心して挑戦できる環境を創造し、一人ひとりが夢に専念できる社会を実現する」という理念を掲げている。主力サービス「オフィス番」は、月に1時間から始めるバックオフィス代行サービスで、1年半の間に150社以上の企業をサポートしてきた。
少子高齢化が進む中で、企業は労働人口の減少と生産性の向上に迫られており、業務効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)支援のニーズが高まっている。
今回の資金調達により、レジリエントは自社の強みであるバックオフィス支援にAI機能を加え、より多くの顧客に価値を提供することを目指している。
代表取締役の小林史弥氏の思い
資金調達の背景について、小林氏は「この資金はAIエージェントの開発、人材採用、そして全国展開に用いる」と述べた。顧客の日々の業務の効率化を図りつつ、社会全体の持続可能性にも寄与したいと強い意志を示している。
「この挑戦が多くの方々にとっての支えになると確信しています。また、株主やパートナーの皆様に感謝の意を表したい」と述べた。
出資先企業からの期待
出資を受けた企業からも高い評価が寄せられている。Garnet Capitalの瀬戸氏は、バックオフィス業務が企業活動において非常に重要であることを指摘し、レジリエントの専門的なチームとAIを活用した支援が顧客の業務改善に繋がると期待を寄せている。また、Hyperionの南出氏も、バックオフィスのBPOニーズの拡大を取り上げ、AI導入による効率化の可能性を強調した。
さらなる成長に向けて
レジリエントの進化は止まらない。次世代サービス「オフィス番AI」の開発は、顧客企業の成長をさらに加速させるだろう。同社は2025年7月に開催されるDX総合EXPOに出展予定で、自社のサービスを広く紹介する機会を持つ。
ここで得られるフィードバックが、更なるサービス改善に役立つと考えられる。
自社のウェブサイトでは、オフィス番やそれに関連するサービスの詳細が提供されており、その利便性と効率性を強調している。レジリエントの今後の動向から目が離せない。
会社概要
- - 会社名: レジリエント株式会社
- - 本社所在地: 京都府京都市下京区
- - 設立日: 2022年10月14日
- - 代表者: 小林史弥
- - サービス概要: 月1時間からのバックオフィス代行「オフィス番」、管理部長代行「オフィス番プラス」、バックオフィス体制構築「オフィス番プレミアム」。
- - 公式サイト: レジリエント株式会社
このように、レジリエントは急速に進化し続けている。今後の活動がどのような成果を生むのか、ますます注目が集まる。