岡山大学院生がPSI学生アイデアピッチで受賞
2026年2月21日、徳島大学の常三島キャンパスで行われた「第2回 PSI学生アイデアピッチ in 徳島」で、岡山大学の大学院生、鎌田郁矢さんが受賞しました。このイベントには中四国の大学から選ばれた代表学生が集まり、それぞれのビジネスアイデアを情熱的に発表しました。
「PSI学生アイデアピッチ」は、地域の大学生や大学院生がアントレプレナーシップを育成することを目指したイベントで、今回の参加者は岡山大学のほか、広島大学、香川大学、愛媛大学、周南公立大学、岡山理科大学、広島修道大学、県立広島大学、徳島大学から集まりました。鎌田さんは岡山大学大学院環境生命自然科学研究科の博士前期課程に在籍しており、他の参加者と共に自らのアイデアを披露しました。
彼が提案したのは、「中四国の技で世界へ。みえないを『視る』、量子ガラス」というテーマで、マイクロ波アンテナと一体型のガラスチップを利用し、既存のバイオ実験プロセスを変革するための量子センシング技術を導入するサービスです。創薬やバイオ分野における新しい活用方法を考慮したサブスクリプション型の消耗品サービスとしてその構想を発表し、地域の技術と先端的な研究を結びつけたプロジェクトとして大きな注目を集めました。
発表後、協賛企業や団体による審査が行われ、鎌田さんは株式会社産学連携キャピタル(AIAC)から「AIAC賞」を受賞しました。この受賞は彼のビジネスアイデアが公的に評価され、地域の技術が新たなビジネスチャンスに繋がることを示唆しています。
また、イベント終了後には交流会も実施され、登壇した学生や教職員、企業関係者の間で活発な意見交換が行われました。このネットワーキングの機会は、参加者同士の関係構築だけでなく、将来的な事業化や起業に向けた支援へと繋がる大切な場となりました。大学の枠を越えてつながることにより、地域のイノベーション促進が期待されます。
岡山大学では、スタートアップ・ベンチャー創出本部を設立し、学生や教職員が新しい技術やビジネスプランでの挑戦を支援しています。今後も地域のエコシステムとのコラボレーションを通じて、次世代の起業家を育成し、地域からのイノベーションを促進する取り組みを進めていきます。
皆さまも岡山大学の熱い取り組みにご注目ください。地域中核・特色ある研究大学としての責務を果たし、持続可能な開発目標(SDGs)の達成へと貢献していきます。未来の可能性が広がる岡山大学の活動にぜひご期待ください。