能登の伝統が生きるアウトドアナイフ「TAFU」
ふくべ鍛冶は明治41年に設立され、能登の地で野鍛冶を営んできました。115年の歴史の中で、私たちは高品質な刃物を作り続け、地域の文化を守ってきました。今回は、そんな技術をもとに新たなプロジェクト「TAFU」を立ち上げました。アウトドアシーンで活躍する包丁として、多くのお客様からのリクエストに応えた形です。
TAFUの誕生背景
能登半島は海と山が交わる場所です。この土地で育まれた野鍛冶の文化は、漁師たちの日常生活を支えてきました。しかし、今年の能登半島地震によって、私たちの地域は大きな打撃を受けました。それにもかかわらず、地元の職人たちは「包丁を作りたい、野鍛冶文化を受け継ぎたい」という強い思いを抱き、TAFUの開発に取り組むことを決めました。
TAFUは、漁師が使う間切り包丁を元にしたサバイバルナイフです。これはただの刃物ではなく、能登の伝統が詰まった大切な道具となることを目指しています。私たちの願いは、TAFUを手にすることで、多くの人々に能登の文化を感じてもらうことです。
TAFUの特徴
1.
個体の味わいの違い:自由鍛造によって、各製品に独自の個性が宿り、世界に一丁だけのナイフになります。
2.
持ちやすさ:手馴染みにこだわり、使用感を良くするために細部にまで配慮しました。
3.
伝統的な技術:能登の野鍛冶の技術を受け継ぎ、それを現代のニーズに応じて進化させています。
4.
多機能性:海での漁や山岳でのアウトドア活動に使いやすいデザインが特徴です。
5.
地域の復興支援:私たちの活動を通じて、能登の復興にも貢献したいと考えています。
クラウドファンディングについて
TAFUは、10月3日(木)朝7時からクラウドファンディングを開始します。このプロジェクトに参加することで、皆様の応援が直接地域の復興に繋がります。私たちは、このナイフを通じて能登の強さと美しさを全国に発信したいと考えています。詳細はクラウドファンディングのページでご確認ください。
クラウドファンディングページはこちら
私たち、ふくべ鍛冶の職人集団が魂を込めてお作りします。皆様のご参加を心よりお待ちしております!
結び
能登の自然、文化、そして技術を感じながら、TAFUが皆様のアウトドアライフを豊かにする存在になることを願っています。古き良き日本の伝統と現代のニーズが融合したこの一丁を、ぜひ手に取ってみてください。