三菱地所ハウスネットの有給休暇取得促進策
三菱地所グループの一員である三菱地所ハウスネット株式会社(以下、当社)は、従業員が健康で充実した働き方を実現するため、「ワークライフバランス」を重視した様々な施策を講じています。その一環として、年次有給休暇の取得促進を目的に「プラチナウィーク」という連続休暇制度を導入しました。今回は、この取り組みの詳細とその効果についてお伝えします。
背景と導入の目的
当社は、健康経営を推進しており、従業員が心身の健康を保ちながら生産性を維持できる環境を整えることが大きな課題だと考えています。そのためには長時間の労働を抑制し、年次有給休暇の効果的な取得が重要です。仕事と休息を適切に両立させることで、リフレッシュできる時間を持ち、ストレスを軽減することが可能になります。これにより、従業員の集中力向上や、精神面の安定が期待でき、高いパフォーマンスを持続できると信じています。これらの観点から、2016年度に「プラチナウィーク」が導入されました。
プラチナウィークの概要
プラチナウィークは、当社が雇用する全社員を対象にしており、有給休暇を連続して3日以上取得することが奨励されています。従業員の利便性を考慮し、所定の休日や定休日と組み合わせて、連続5日間以上の休暇を取ることが可能です。年初には年間の有給取得計画を立て、計画的な取得を支援しています。
取得奨励の効果
プラチナウィークは導入から9年が経ち、2024年度には当社の有給取得率が65.4%に達すると予測されています。これは全国平均の65.3%をわずかに上回る数字であり、不動産業界の62.4%をも上回っています。特に注目すべきは、2023年に設定した「2025年度末までの有給取得率65%」という目標を、早期に達成したことです。今や6割以上の従業員がこのプログラムを利用しており、「周囲を気にせずまとまった休暇を取れることで、仕事に対する意識が変わった」という声が多く寄せられています。
今後の方針
当社は、有給休暇が健康的な働き方に不可欠であるとの認識を持ち、さらなる有給取得率向上を目指します。健康経営を実現するため、様々な施策を講じ、従業員一人ひとりのパフォーマンス向上を後押しし、生産性の向上を図ります。三菱地所ハウスネットは、従業員がいきいきと働ける環境の整備を引き続き推進していきます。柔軟で快適な就業環境を実現し、多様な働き方を尊重していくことが、当社の今後の基本方針です。
本社情報
当社の本社は、以下の通りです。
- - 所在地:東京都新宿区北新宿二丁目21番1号 新宿フロントタワー32F
- - 最寄り駅:東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅
- - TEL:03-6908-5560
- - 営業時間:9:30~18:00
- - 定休日:毎週水曜日および日曜日
このように、三菱地所ハウスネットは健全な労働環境を創出し、従業員の健康と働き方の質の向上に向けて努力を続けています。