姫路城とシェーンブルン宮殿の姉妹城提携
11月15日、オーストリア・ウィーンのシェーンブルン宮殿にて、姫路城とシェーンブルン宮殿の姉妹城提携に関する基本合意書が調印されました。この提携は、両城の歴史的価値を互いに尊重し、文化や観光、経済など多岐にわたる分野での協力関係の強化を目指すものです。
参加者の紹介
当日出席した主要な方々には、姫路市の清元秀泰市長、シェーンブルングループのクラウス・パンホルツァーCEO、そして在オーストリア日本国大使館から水内龍太大使や徳聡子公使参事官などが名を連ねました。式典では、両者が合意書にサインする光景が見られ、今後の発展に期待が寄せられました。
清元市長の挨拶
清元市長は挨拶の中で、姫路城が象徴する「不戦の城」という理念を引き合いに出し、平和の重要性を改めて認識する機会としたいと述べました。また、持続可能な社会の実現に向け、国際的な連携を一層進める意向を強調しました。特に、文化と観光の分野における相互理解を深めることが強調されました。
在オーストリア 日本大使館の見解
水内大使も式典に出席し、今回の提携が日本とオーストリア間の新たな協力の起点となることを期待すると語りました。彼は日々の経済や文化交流が、両国のさらなる発展につながると考えています。これにより、姫路市はさらなる国際的な認知度を高めることができるかもしれません。
あらゆる分野での連携
両城の提携は、経済・文化面での相互発展を目指すものです。姫路市とシェーンブルン宮殿は、それぞれの地域における文化財と観光資源を活かし、それらを世界に発信することが期待されています。姉妹城提携により、観光客の相互訪問や文化交流イベントが計画されることも期待されています。
まとめ
この提携が具体化していく中で、姫路市とウィーンの文化的なつながりが深まり、国際的な友好関係が築かれることに期待が寄せられます。来年春にはシェーンブルングループが姫路を訪問予定であり、これに伴う様々なイベントが計画されているそうです。両都市のさらなる親密な関係構築が、今後の展望となるでしょう。
お問い合わせ先
姫路市観光経済局観光コンベンション室、担当者:大山、TEL:079-221-2187、E-mail:
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