HEAPとHana Yagiが贈る新しい下着コレクション
下着ブランドHEAPが、ドレスデザイナーHana Yagiと共同で新しいカプセルコレクション「地獄の花嫁 Brides in Hell」を発表しました。このコレクションは、2024年11月1日に販売が開始される予定で、代々木上原のスタジオTERRANOVA Houseでの特別展示も行われます。このコラボレーションにより、HEAPは従来の下着の概念を超え、より深いメッセージ性とアート性を持ったアイテムが誕生しています。
カプセルコレクション「地獄の花嫁」
Hana Yagiは、ウェディングドレスが象徴する女性の純粋さや無垢さの背後にある家父長的な規範を見つめ直し、傷ついたドレスや着物を再構築することで、新しい視点を提起しています。このコレクションでは、選ぶことの大切さを強調しており、「毎日つける下着を選ぶ行為は、本当に自分が望むものを手に入れるための練習である」というHEAPの理念が色濃く反映されています。コンセプトとしては、現代の様々な地獄を生き抜くための“静かなる戦闘服”と位置付けられています。
商品概要
販売されるアイテムは全5型で、レース素材を使用したブラや、アクセサリー感覚で楽しめるブラ&ガーター付きショーツ。そして特別にデザインされたコルセットをプリントしたユニセックスのジャケットもラインアップされています。これらのアイテムは、日常の中で自分自身を表現するための一部として機能します。
特別展示とオンライン販売
特別展示は、11月1日(金)と2日(土)の2日間にわたり開催され、会場では実際のアイテムに加えて、Hana Yagiの妹、アーティスト八木紬のミニチュアドレスが飾られます。オンラインでの販売は11月5日(火)12:00から始まり、HEAPの公式ストアで購入可能です。
ビジュアル表現
このコレクションのビジュアルは、フォトグラファーのJenn Kangによって撮影され、個々のアイデンティティーを追求する姿勢を具現化したものとなっています。塩塚モエカ(羊文学ボーカル)、藤本佑(Amazone)、小林美悠(Friday)の三者が、それぞれ異なる背景を持ちながら自由な表現を試みています。これにより、WEAPのメッセージはより一層強化され、受け手に深い印象を与えることが期待されます。
HEAPのブランドアイデンティティ
HEAPは、2024年4月にインディペンデント誌HIGH(er)magazineを基に作られたブランドで、日常の中で自分を見つけ出す手助けをすることを目的としています。これまでも多様なアイテムを通じて、服と下着の新たな関係を模索し続けてきました。独自のコンセプトを持つHEAPは、今後も新しい表現方法やメッセージを発信していくことでしょう。
まとめ
Hana YagiとのコラボレーションによるHEAPの新たなコレクションは、アートと機能を融合させた新しい形の下着を提供し、日常の中での自分らしさを探求することをサポートしています。今後の展開にも注目が集まります。