新型コロナ予防CM
2021-05-31 12:00:06

渋谷スクランブル交差点で新型コロナ予防CMが始動!若者の声を反映した啓発プロジェクト

渋谷で新型コロナ予防CMが放送開始



2021年5月31日、慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアムが、新型コロナウイルス感染予防の啓発CMを東京・渋谷の街頭ビジョンで放映開始しました。このCMは、若者の意見を反映して制作されたもので、「目鼻口は感染経路」「Don't Touch」「#キミはどっち」といったキーワードが掲げられています。

CM放映の概要


このプロジェクトでは、渋谷スクランブル交差点に設置された街頭ビジョンで、2021年6月6日まで、毎日17時間にわたりCMが放映されます。CMの放映は、各回30秒の内容で、合計238回の放送が予定されています。若者世代が新型コロナに対する意識を高めるためのキャンペーンの一環として実施されます。

若者の声を反映した制作


CMは、医療の専門家の監修の下、特に10代から20代の若者の意見を反映して制作されています。そこで使用されている「目鼻口が感染経路」「Don't Touch」「#キミはどっち」というキーワードは、感染症予防の重要なメッセージを伝えるものです。また、ウイルスをメイクで可視化することで、実際に顔に触れることの危険性を感覚的に伝える工夫も施されています。

医師のメッセージ


京都府立医医院の山畑医師は、「自分だけは大丈夫と思わず、基本的な感染対策を守ることが重要だ」と強調しています。同医師は、コロナウイルスの変異株の増加に触れ、すべての世代が感染症の基本知識を再確認し、初心に返る必要があると述べています。

感染予防行動に関する調査結果


調査によると、20代から70代の174人中、約90%がマスクを着用している一方で、手を洗ったり消毒したりする行動については、十分に実行されていないことが明らかになっています。特に顔を触る前に手洗いをする人は、わずか20%という結果が出ました。これらの結果から、感染予防に対する意識の重要性が指摘されています。

CMのアート的アプローチ


CMでは、無意識に顔を触ることのリスクを強調するために、手を洗わずに顔を触ったシチュエーションを「メイク」で視覚化する手法が取り入れられています。ラップ調の音楽に合わせたリズム感あふれる構成で、感染症予防の意識を自然に身に付けられることを目指しています。

放映内容と特設サイト


CMはJR渋谷駅の交差点、及びつくばエキスポセンターのデジタルサイネージでも放映されるほか、YouTubeチャンネルでも関連動画が公開される予定です。。

このキャンペーンでは、医師の指導とともに、若者主体での新型コロナ予防教育が進められています。感染症に対する正しい知識の普及を目指し、今後は新たな感染予防教育ゲームなどもリリースされる予定です。2021年5月31日から7月23日まで行われるこの啓発活動は、すべての人々に感染症への関心を高めることを目的としています。

クリエイティブチーム


このCMは、みんながヒーロープロジェクト「新型コロナ予防啓発検討委員会」の企画のもと、多くのスタッフや若者たちの協力によって実現しました。プロジェクトの主旨に賛同した企業や個人の支援もあり、スメンバーの協力がなければ成し遂げられなかったでしょう。新型コロナの収束と学校や職場における日常の回復を願っています。

会社情報

会社名
慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム
住所
神奈川県藤沢市遠藤5322 キャンパス内 T(タウ)館1階事務室
電話番号
0466-49-3436

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