アールスリーによるブロードエンタープライズの業務改善事例
アールスリーインスティテュート(本社:大阪府大阪市)が、株式会社ブロードエンタープライズにおける業務改善の成功事例を発表しました。ブロードエンタープライズは、マンション向けの高速インターネットやIoTインターフォンシステムを提供しており、事業運営には複数の工程が同時に進行されます。しかし、情報管理の分散や従業員個々のスキルに依存する状態が問題視されていました。
背景と現状の課題
複雑な業務フローにより、契約から施工、メンテナンスに至るまでの情報が各所に分散し、業務の属人化が進むことで改善活動が滞る状態でした。特に、導入していたkintoneによる運用はJavaScriptに頼ったカスタマイズが増え、外部に改修を依頼する形にシフトしていたため、結果的に改善スピードが遅くなるというジレンマが生じていました。
この背景を踏まえ、アールスリーは「gusuku Customine(カスタマイン)」というサービスを導入し、業務の効率化を図ることにしました。
導入したシステムとその活用
2022年、株式会社ブロードエンタープライズは、gusuku Customineを導入し、業務ロジックの自社構築に成功しました。これにより、以下のような具体的な活用が進められました。
1. 宅内調整業務の再構築
従来の電話中心の運用から、アプリによる一元管理へと業務スタイルを転換しました。QRコードを利用した申込受付、工事枠の管理、工事日程の表示がそれぞれ整備され、情報が容易にアクセスできる体制が整いました。
2. コールセンター業務の効率化
顧客からの問い合わせに対する入力の簡素化が図られました。選択式の入力や自動入力機能が導入され、従業員は過去の問い合わせ履歴を一元管理できるようになりました。この変更により、対応のスピードと正確性が大幅に向上しました。
導入後の成果
これらの取り組みによって、確かな成果が見られました。
- - 工数の削減:宅内調整業務では、QRコードを通じて入居者が空き日時を指定できるようにしたことで、従来に比べ工数が約4分の1に減少しました。これにより、2万戸近くの調整業務を効率的に処理できる体制が実現しました。
- - 問い合わせ対応の効率向上:選択肢からの入力や自動入力機能が導入されたことで、記録作業が軽減されました。過去の問い合わせ履歴をすぐに確認できるようになったことで、顧客対応の迅速化にもつながりました。
- - 属人化しない体制の構築:ブラックボックス化していた業務プロセスを克服し、担当者が変わっても改善活動が継続できる良好な環境が整いました。この変化によって、業務改善が常に促される基盤が築かれました。
今後の展望とまとめ
アールスリーインスティテュートは、この業務改善のプロセスを他社にも広げ、さらに多くの業態での改善を目指しています。gusuku Customineは、kintoneを活用したカスタマイズをノーコードで可能にする画期的なツールとして、多くの企業にとって理想的なソリューションといえます。
日々の業務に不安や課題を抱えている企業にとって、gegusuku Customineは新たな可能性を開くカギとなるでしょう。また、アールスリーインスティテュートが展開する他のサービスも含め、多様な業務改善の方法を今後も提案し続けていく所存です。