Livoxセンサー発表
2019-03-01 13:01:50

高性能LiDARセンサー「Livox Mid-40/Mid-100」登場!自動運転や物流など幅広い活用に期待

高性能LiDARセンサー「Livox Mid-40/Mid-100」の新登場



Livox Technology Company Limitedから、新しいLiDARセンサー「Mid-40」と「Mid-100」が発表されました。このセンサーは、非常にリーズナブルな価格でありながら、さまざまな環境条件下で3D空間情報を正確に検出できる高性能を誇ります。特に自動運転、ロボティクス、マッピング、物流、セキュリティー、捜索救助など、多岐に渡る分野での利用が期待されています。

低コストと高い信頼性



これまで、高性能なLiDARセンサーは高額で供給が限定されていましたが、Livoxはコスト効率を念頭に置いた開発を行っています。Mid-40は77,490円で販売されるなど、手が届きやすい価格設定がなされています。このセンサーは、高価なレーザーエミッターやMEMSスキャナーを使用せず、低コストの半導体コンポーネントを採用している点が特徴です。これにより、性能を維持しつつ、製造コストを削減することに成功しています。

先進的な技術とデザイン



Mid-40とMid-100は、同軸設計を活用した大口径屈折走査法を採用しています。この技術は、レーザーディテクターの組み合わせを大幅に減少させることが可能で、高い点密度を維持しながらもデザイン上の難しさを軽減しています。Mid-40は、38.4度の円形視野角を持ち、最大260メートルの検出距離を誇ります。Mid-100は、3つのMid-40センサーを搭載し、相対的に広い視野角を実現しています。

測定精度も高く、センサーの範囲精度は25メートルあたり2センチメートル、角度精度は0.1度以下です。これにより、非常に正確な点密度を提供します。特に、Livoxの非反復走査パターンにより、短時間で高い点密度が得られるため、従来のLiDARセンサーと同等、またはそれ以上の性能を発揮します。

確かな信頼性と安全性



Livoxのセンサーはすべて個別にテストされ、様々な環境での動作が確認されています。また、すべてのモデルは、IEC 60825-1のClass 1レーザー製品要件を満たし、安全性も確保されています。動作温度は-20℃から65℃と幅広く、光の条件にも強いものとなっています。

今後の展開と新製品



さらに、LivoxはMid-40およびMid-100の他にも、「Horizon」と「Tele-15」という新たなLiDARセンサーの開発を進めています。これらの新製品は、自動運転やリアルタイムのマッピングなど、さらに多彩な用途に対応しています。

Horizonは広範な視野角を持ち、Mid-40と同等の測定範囲を確保しつつ、自動運転に最適な設計をしています。Tele-15は、長距離検出に特化しており、非常に高い点密度を実現しており、障害物の早期発見が可能です。

まとめ



Livoxの新しいMid-40とMid-100は、高性能、高信頼性、そして手頃な価格を兼ね備えた革新的なLiDARセンサーとして、さまざまな分野での活用が期待されています。特に、自動運転市場においては、今後の成長が見込まれるセンサー技術と言えるでしょう。興味のある方は、DJIオンラインストアを通じて購入可能です。詳細な情報や新製品の発売情報については、公式サイトをご覧ください。

会社情報

会社名
LIVOX TECH株式会社
住所
東京都港区港南二丁目16番4号品川グランドセントラルタワー8階
電話番号

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