「日暮里ゼミナール」第18弾:ブランドプロデューサー 朴里奈さんが語る、福祉×アート業界への転身
「日暮里ゼミナール」は、様々なバックグラウンドを持つゲストからカルチャーやビジネスを学ぶラジオ番組です。第18弾のゲストは、ブランドプロデューサーの朴里奈さん。在日コリアン4世としてアイデンティティと向き合いながら育ち、ファッション業界で9年間経験を積んだ後、2023年4月に福祉×アートの企業であるヘラルボニーに転身しました。
朴さんは、番組の前編で、幼少期からBEAMS入社までの道のりを語ります。後編では、ヘラルボニーで働く理由や今後の目標について熱い想いを語ります。
ファッション業界から福祉×アート業界へ
朴さんは、新卒でセレクトショップBEAMSに入社し、宣伝部やグローバルアライアンス部など様々な部署を経験しました。BEAMSでの経験は、現在の活動にも大きく影響を与えているそうです。
「BEAMSでは、お客様との接点を大切にすることを学びました。お客様一人ひとりのニーズを理解し、商品やサービスを提供することの重要性を肌で感じました。」
その後、朴さんはヘラルボニーに転身しました。ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、知的障害のある作家のアート作品を社会に届ける活動をしています。朴さんは、なぜファッション業界から福祉×アート業界へと転身したのでしょうか?
「福祉の分野に接点のない人たちとももっと繋がっていきたいと考えています。BEAMSから転職した当初は、福祉についてもっと学び、この分野にもっとアンテナを張らなければと思っていました。しかし、今は福祉の枠を超えて、福祉の中でできないことを広げるためのきっかけ作りこそが、自分に求められている役割なのではないかと感じています。」
朴さんは、福祉×アートという分野で、新しい可能性に挑戦しています。
「ツケルボニー」:未来のビジョン
朴さんは、今後の目標として「ツケルボニー」という事業構想を語ります。
「作家さんや福祉事業者さんたちと一緒に、田舎で野菜を作りながら漬物を作る事業を立ち上げたいと思っています。福祉施設だけでなく、保育園や企業、BARなども共存する場所を作り、誰もが気軽に参加できるような場所ができたら素敵だなと思っています。」
「ツケルボニー」は、福祉の枠を超えて、地域の人々が交流できる場を作り、新しい価値を生み出すことを目指しています。
朴里奈さんの今後の活躍に期待!
朴里奈さんのこれまでの経験と、福祉×アートに対する熱い想いは、多くの人の心を動かします。今後の活躍に期待しましょう!
ぜひ、「日暮里ゼミナール」を聴いて、朴里奈さんの話を聞いてみてください。