株式会社SoLaboの「TaxSys」最新アップデート
東京都渋谷区に本社を置く株式会社SoLaboは、税理士事務所向けクラウドシステム『TaxSys(タクシス)』の今年最後のアップデートを発表しました。このアップデートでは、最新のAIモデル導入を狙い、OCR機能の強化や重要な開発方針について詳細が報告されています。以下に主なアップデート内容を詳述します。
主なアップデート内容
1. OCR出力画面の統合とエクスポート機能の強化
新しいOCR出力画面では、従来の会計年度ごとの表示から、期を横断的に検索できる形式に変更され、過去データの検索が容易になりました。また、ユーザーは必要なデータのみを選択してエクスポートすることができるようになり、データ処理がこれまで以上に効率的に行えるようになりました。
2. 医療費控除の機能強化
医療費データの入力業務が見直され、医療費控除に関する処理がOCRでの読み取りが可能になりました。これにより、確定申告作業における負担が大幅に軽減され、作業効率が向上します。
3. 新たに追加された読み込み対象
現金出納帳とふるさと納税がOCRの読み込み対象に追加されました。多様な証憑への対応が可能になり、さらに広範囲のデータを扱えるようになりました。
4. クレジットカード売上明細のAI自動仕訳機能
従来の手動での仕訳作業から、AIを活用して自動仕訳を行える機能が新たに実装されました。この機能により、仕訳結果をリアルタイムで確認しながら会計ツールに入力できるため、作業の効率が一段と高まります。
重要決定と今後の方針
弥生会計CSV出力仕様の変更
弥生会計のスマート取込に適応するため、CSV出力形式が変更されることが決定されました。軽減税率が適用される取引には特別記号が追加され、非適格請求書に関しても明示されるようになります。
現金出納帳のAPI連携
現金出納帳の管理がさらに便利に、Money ForwardのAPIとの連携が実装される方針です。これにより、現金取引の効率的な管理が可能となるでしょう。
今後の展開
今回のアップデートにより、最新のAI技術を活用した高度な処理精度と実務に即した機能が強化され、税理士事務所の業務効率化とデジタル化推進に向けたサポートがさらに充実しました。セキュリティ対策や会計ソフト連携の強化も進め、より実務に適した環境作りに取り組んでいます。
キャンペーンの実施
さらに、税理士事務所向けに全額返金キャンペーンも行っており、サービスの品質に自信を持っています。詳細は公式サイトを参照してください。
株式会社SoLaboについて
SoLaboは、資金調達支援を中心とした認定支援機関です。補助金申請支援事業を強化し、月平均1,000件以上の問い合わせに応えています。AIやクラウド会計の活用支援を通じて、業務の効率化とコスト削減を促進しています。
興味がある方は、公式サイトやリリース記事をぜひご覧ください。