アスノシステムが出社回帰を機にオフィス環境を改善し、新たな働き方を提案

アスノシステムのオフィスリニューアル

国内最大級の貸会議室検索サイトを運営するアスノシステム株式会社（東京都港区、齋藤武育社長）は、出社人数の増加を受けて、東京オフィスを新たにリニューアルしました。この取り組みは、社員が快適に効率よく業務を行える環境を整えることを目的としています。具体的には、座席数を増加させ、サステナブルな家具を導入するなどの施策が盛り込まれています。

アスノシステムでは、社員が自由に働く席を選べる「フリーアドレス制」を採用しています。これは、部署の異なるメンバーとの交流や、業務に応じたチームでの連携を進めるためのものです。しかし、出社人数が増えることで、座席数の不足や固定化が進む懸念もありました。これに対処するため、座席数を増やし、レイアウトを適宜変更できるようにしました。

オフィスの新しいデザイン

新しいオフィスデザインでは、社員の働きやすさを追求。座席スタイルは多様であり、社員がその時々の目的や気分に応じて選択することが可能です。また、部署ごとの作業エリアは週替わりで変更し、座席の固定化を避け、流動性を保つ工夫も行っています。これにより、オフィス内でのコミュニケーションが活性化し、業務の効率化が期待されます。

特に注目すべきは、中央部に設置されたハイカウンターで、ここには『キイノクスプロジェクト』の国産木材が使用されています。これは、サステナブルな社会実現への取り組みの一環で、国産木材の利活用を通じて環境問題を解決することを目指すプロジェクトです。アスノシステムはこれを通じて、自然環境の保護や地域経済の活性化に寄与しています。

キイノクスプロジェクトとは

キイノクスは、国産木材を利用し、その流通を促進することで、森林をはじめとした自然環境や地域経済を支えることを目指すプロジェクトです。このブランド名は、木（KI）、革新（INNOVATION）、未知への可能性（X）を掛け合わせたもので、木材の使い方を革新し、より身近な存在として取り入れる世界観を提唱しています。プロジェクトに参加する多くの人々と共に、木材の魅力を引き出し、豊かな未来を創造することを目指しています。

今後もアスノシステムは、社員一人ひとりの働き方を大切にしながら、企業としての社会的責任を果たしていく所存です。信頼される企業を目指し、より良いオフィス環境の整備に努めてまいります。