ミロアートラボの挑戦
2022-11-28 17:27:12

子どもの想像力を育むミロアートラボの新たな挑戦とは

ミロアートラボが提供する新しい創造の航海



子どもたちの無限の可能性を引き出す場としての役割を果たしている美術共育実験室「ミロアートラボ」。その新たな船が、飯倉台から出航します。このラボは、子どもたちと保護者が共に「創造の海」を旅し、多様なアート体験を通じて感性を育むことを目指しています。

背景と誕生の経緯


「どうしたい?どう感じる?」という問いかけを出発点とし、ラボの設立には大きなきっかけがありました。それは、ラボの創設者が自身の子どもの誕生を機に、2003年に出会ったレッジョ・エミリア・アプローチから影響を受けたことです。このアプローチは、創造性を引き出す幼児教育の理論を基にしており、2009年にマンションの一室から活動をスタートしました。

ラボは、広尾や元麻布へと場所を移しながら徐々に成長し、より多くの子どもたちとその保護者を迎えてきました。特に強調されているのは、子どもたちを「小さな想像人」と捉え、その自由な表現を尊重しながら、彼らの声に耳を傾けることです。

アートラボの本質


「アート」とは何か?その問いに対する答えが、このラボの中にあります。私たちは、アートをただの作品生産と捉えず、感性を育むプロセスと考えています。作品ができるまでの過程には、見えない根や幹が育ち、その成長が重要だという観点に立っています。ラボ内では、「課題」や「カリキュラム」は存在せず、子どもたちの「やってみたい!」という思いから創造の航海が始まります。大人たちは「先生」としてではなく、「クルー」として共に旅をし、その様子を見守ります。

創造航海ノートの重要性


子どもたちの思考や創造力を記録する「創造航海ノート」は、この活動の宝物です。彼らの感性がどのように響いているのか、それが形として刻まれていきます。このノートは子どもだけでなく、保護者にとっても大切なドキュメントとして機能し、成長の証しを示します。

大人への取り組み


子どもたちだけが創造的であるのではなく、すべての大人にも豊かな感性が存在すると私たちは考えています。大人向けには対話型鑑賞なども実施し、アートに親しむ場を提供しています。日常生活にアートを取り入れることは、世代を超えた共創の体験へとつながります。

体験セッションの詳細


飯倉台ラボでは、12月5日から23日まで特別な体験期間が設けられ、7歳から15歳の子どもたちを対象に放課後のセッションが行われます。このセッションでは、子どもたちが自由にアートに触れ、自己表現できる環境が整っています。参加費用は1回2,750円で、体験できる回数は3回まで。これに加えて、発足記念キャンペーンも実施中で、入会金の割引があります。

飯倉台で描かれる未来


飯倉台ラボは、アートフェア東京の運営を行うaTOKYO株式会社のオフィスを引き継ぎ、アートマーケットのプラットフォームとしても機能しています。私たちは、アートが特別なものではなく、日常の中にあることを広め、さらに多くの人々にアートを通じた自己発見の旅を楽しんでもらいたいと願っています。子どもも大人も、ともに創造の海での新たな航海を始めましょう!

会社情報

会社名
株式会社アサ
住所
東京都港区南麻布4-11-35-321
電話番号
03-3453-0164

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