ITフリーランスと企業を繋ぐ新サービス「REA tech」が始動

株式会社ビズリンクが株式会社リアステージと提携し、新たなフリーランスエージェントサービス「REA tech（リアテック）」をリリースすることが発表されました。このサービスは、IT・Web分野で活躍するフリーランスエンジニアと企業を迅速に結びつけることを目的としています。

1. 業務提携の背景と目的

リアステージは、新卒紹介事業の最大手として、1,000社以上の企業と6000件を超えるマッチングを実績として持っています。その強みを活かし、ビズリンクのフリーランス専門マッチング機能と組み合わせることで、双方にとって有益なサービスが構築されました。

ビズリンクは、ITプロ人材のマッチングを行うプラットフォームとして、スキルの高いフリーランスと企業の最適な結びつきを実現しています。この提携により、リアステージは新たに1,000社の顧客基盤を有することになり、ビズリンクもまた、より多様なプロジェクトへのアクセスを提供できるようになります。

2. 「REA tech（リアテック）」の概要

「REA tech」は、フリーランスのIT・Web系エンジニアを、企業の実務者として直接マッチングするサービスです。フルタイムで常駐する形からリモート作業まで、多彩な利用シーンを想定しています。すでに多くのIT企業、特にウェブサービスやゲーム開発、アプリ開発の領域において利用が進んでいます。

利用者の登録者数は、2020年2月時点でインフラ、フロントエンド、バックエンドエンジニアをはじめ、デザイナーやマーケター、ディレクターなど、専門性の高いフリーランスが3,000名以上に達しています。サービスは初期費用が無料で、『成果報酬型』のため、利用企業にはコストが発生しにくく、安心して利用できるのも魅力です。

3. ビズリンクとリアステージそれぞれの役割

ビズリンクは、『テクノロジーを通じて世界中の仕事とITプロ人材を結びつける』というミッションのもと、さまざまな業界の事業課題を解決するためのサービスを提供しています。この新たなサービスが開始されることで、自社の能力やニーズに基づいて、企業はより簡単に必要な人材を見つけることができるようになるでしょう。

一方、リアステージは、新卒採用のスタートアップ部門で活躍しており、企業が必要とする人材に的確にアプローチするためのサポートを行っています。彼らの先進的なマッチング手法が加わることで、ITプロ人材の紹介がスムーズに実行されることが期待されています。

4. 今後の展望

「REA tech」はまだ始まったばかりですが、各種フリーランスエンジニアのニーズに迅速に答え、企業が抱える人材不足やスキルのミスマッチといった課題を解決する重要な役割を果たすと予想されています。ビズリンクとリアステージの共同作業は、今後も注目されるでしょう。

この新サービスにより、IT業界におけるフリーランスの働き方や企業の採用方法が改革され、さらなる発展が期待されています。また、利用企業にとっては、必要な人材を適切にマッチングし、ビジネスの拡大を図る良い機会となることでしょう。