物価高騰時代の頼もしい味方!ちくわとカニカマの人気急上昇
最近の物価上昇の影響で、手頃なタンパク源として再評価されている「ちくわ」と「カニカマ」。クックパッド株式会社の調査によると、これらの検索数は2015年比でおおよそ1.8倍にまで増加しています。これは、消費者が価格に敏感になっていることを示しており、特に家庭で手軽に利用できる食品が求められています。
価格上昇と検索動向
近年、食品価格は急速に上昇しています。特に、さけやイカといった生鮮魚介類の価格が顕著に上昇し、2015年から2024年にかけてさけが282円から521円へ、イカは96円から252円へとそれぞれ大幅に値上がりしました。特にさけの価格は2025年も高値が続く見込みで、同じ期間の平均は529円に達しています。
一方で、ちくわは102円から132円への推移にとどまり、鶏肉よりも安価で手に入る状況を保っています。このような影響から、ちくわは家庭での食事における必需品として注目を集めているのです。実際、練り製品の生産量も前年同期比で13.1%の増加が見られています。
幅広い用法と時短ニーズ
また、最近の検索データによれば、「ちくわ」や「カニカマ」の多様な使い方が広がっています。ちくわの検索数では、「サラダ」が急上昇し、2025年にはナムルの検索も新たに登場しました。カニカマも同様にサラダでの使用が主流で、さらに「炊き込みご飯」など新たなレシピが増加しています。
このような背景には、忙しい家庭がより短時間で美味しい料理を作りたいという時短ニーズが影響していると考えられます。実際、25〜54歳の働く世帯での食事管理にかける時間は、2016年の82分から2021年には72分へと約10分短縮されているデータもあります。
健康的な食生活の一環として
また、ちくわやカニカマは栄養バランスを保ちながら、家計にも優しい食品として生活に役立っています。クックパッドでは、「お弁当の隙間に」「あと1品がササッと作れて助かる」といった声が多く寄せられ、これらが家庭での定番料理として定着している様子が伺えます。思い付いたアイデアを活用し、自宅で調理する喜びを感じる人々の姿が見られます。
未来の食卓に向けたクックパッドの取り組み
クックパッドでは、こうした傾向を受けて、家庭で楽しめるレシピの提案を積極的に行っています。物価高や時短という現代の課題に適応したメニューを通じて、より多くの家庭が食卓を囲むことができるようサポートしています。少しでも多くの人たちが料理を楽しみ、食生活を豊かにできることを目指して活動を続けてまいります。
まとめ
物価高騰は厳しい状況をもたらしていますが、ちくわとカニカマの人気上昇はその一方で、家庭内での栄養バランスを保ちながら美味しい料理を楽しむことを可能にする新たな選択肢を提供しています。これからも、クックパッドは毎日の食卓をより彩る提案をしていきます。参加したくなった方は、ぜひクックパッドでレシピを探してみてください!