SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEの新しい挑戦
山形県鶴岡市に位置するSHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEは、2024年9月19日に6周年を迎えました。これを機に、新たに「田んぼとお米のプロジェクト」を始動。地方都市の魅力を再発見し、地域への愛着を育むためのユニークな取り組みが注目を集めています。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、契約農家の田んぼで有機JAS認証を受けた「つや姫」の栽培体験を提供し、秋には収穫した新米をお宅に配送します。協力農家である出羽弥兵衛株式会社の協力のもと、都心の住民にも地域の豊かさを直接体感してもらうことを目指しています。参加者は田植えや稲刈りの作業を通じて、米作りの魅力を学び、自らの手で育てたお米を味わうことができるため、貴重な体験が提供されます。
SUIDEN TERRASSEの歴史
開業当初から、「地域の魅力をプロデュースすること」をミッションに掲げ、地元の文化や食を発信してきたSUIDEN TERRASSE。2018年のグランドオープン以来、様々なリニューアルやプランを実施してきたことは注目に値します。2020年には大規模なリニューアルを行い、サウナやワーケーションプランを導入。2023年に始動した「YAMAGATA SHONAI SAKE STORY」などのイベントも人気を誇ります。
地域との連携
この6年間、地域との繋がりを大切にし、地域資源を使った多角的なプロジェクトに取り組んできたSHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE。今回の「田んぼとお米のプロジェクト」もその一環であり、地域の農業を支援しつつ、観光客と地元住民の交流を促進させる狙いがあります。プロジェクトを通じて、田んぼの景観を楽しむことができるだけでなく、地元の食文化について深く知ることもできます。
環境に優しい未来へ
また、ホテルは環境問題にも目を向けており、2024年度も「サスティナブルチャレンジ」に取り組むことを発表しています。使用する水や資源の管理、人との関わり、地域を守る意識を育む姿勢は、今後の持続可能な観光地としての発展の指針となるでしょう。これらの取り組みは、観光業の発展だけでなく、地域社会との絆を強める一助となるのです。
今後の展望
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEは、地域の文化や資源を最大限に活用した体験を提供し、参加者が庄内のファンになるような魅力あるプログラムを展開していく予定です。地域の魅力を伝える「メディア」としての役割を果たし続けるという姿勢は、今後も変わることはありません。
この新しい挑戦によって、多くの人々が山形の魅力を再認識し、庄内の豊かな文化や自然を愛するようになることが期待されます。ぜひ、このプロジェクトに参加して、地元の魅力を体験してみてください。
まとめ
SUIDEN TERRASSEの「田んぼとお米のプロジェクト」は、地域資源を活かした新しい観光の形を提案しています。地元との絆を深めつつ、持続可能な未来に向けた方向性を模索するこのホテルの取り組みは、多くの人々にとって新たな発見と感動をもたらすことでしょう。