神戸市バス7系統の魅力を発信する新広告キャンペーン始動

神戸市バス7系統の新しい広報プロジェクト

神戸の街を走る市バス、特に7系統に焦点を当てた新たな広告キャンペーン『みんなの「わたしの7系統」』が2025年7月1日から本格的に始動します。このプロジェクトは、有限会社リバーワークスが推進する「Route 7 Project」に基づいて展開され、7系統の魅力を幅広く発信することを目的としています。

企画背景

バス路線の利用者が減少している現状に対し、リバーワークスは具体的な対策として市営バス7系統のブランディングプロジェクトを始めました。神戸市の7系統沿線には多くの個人店や歴史的なスポット、そして魅力的な街並みが点在しています。しかし、鉄道のように目に見えるラインがなく、正当に評価されていないのが現状です。

このプロジェクトの目的は、沿線の資源を明確化し、地元住民だけでなく、より多くの人々にその魅力を伝えることです。77系統を通じて地域の魅力を再発見し、利用者を増やそういう計画です。

キャンペーンの概要

『みんなの「わたしの7系統」』は、7月に合わせて行われるキャンペーンで、利用者自身が主役となることが特徴です。具体的には、以下の2つの施策が行われます。

1. バス中吊広告の展開
31日間のキャンペーン中、7系統沿線の店舗や施設を運営する7人の写真とメッセージを掲示した広告が市バスの中吊りで目に入ります。この中吊り広告は、沿線の人々に愛着と誇りを感じてもらい、さらには他の路線を利用する人たちにも7系統の魅力を伝える重要な役割を果たします。デザインは7系統沿線に拠点を置くデザイン事務所「こまゐ図考室」が担当。

2. SNSキャンペーンの実施
2025年7月の31日間、利用者の顔写真と共に7系統での思い出を投稿するInstagramの施策も行います。老若男女、多様な利用者から寄せられる体験談は、7系統が単なる交通手段ではなく、地域の文化や人々との交流を育む場であることを示します。この投稿へ向けて、7名の若手カメラマンが撮影を行います。
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企画の意義

このキャンペーンは、ただの広告という枠を超え、地域への愛着を育む活動です。バスを利用したことがない人にも「乗ってみたい」と思ってもらうことを目指しています。普段口にしないバスへの愛情を表現することで、より多くの利用者が7系統とその魅力を再発見する機会となればと考えています。

リバーワークスが手掛けるこのプロジェクトは、神戸市の交通の未来を見据えた取り組みです。市バスの魅力を多くの人に知ってもらう機会を通じて、地域社会が一層活性化することが期待されています。