脱炭素社会へ向けた挑戦!「デカボチャレンジ2025 Summer」が開催
脱炭素をテーマにしたビジネスコンテスト「デカボチャレンジ2025 Summer」が、9月19日から29日までの間、東京都内で行われました。このコンテストは、Earth hacks株式会社が主催し、さまざまな企業・行政・教育機関が参加し、若い世代と共に持続可能な社会を目指した取り組みの一環です。
共創型ビジネスコンテストの独自性
「デカボチャレンジ2025 Summer」の特徴は、参加学生が企業や省庁から与えられたテーマに対してアイデアを提案するだけにとどまらず、実際に企業スタッフと対話しながら具体的なアイデアを共創する点にあります。こうした経験を通じて、学生たちは脱炭素社会の実現に向けたリアルなビジネス課題に触れることができ、その視点や感性を活かした提案を行います。
参加企業と熱いプレゼン
今回は、味の素AGFや出光興産、環境省、日本コカ・コーラなど、計10企業が参加しました。それぞれの企業が提示したテーマに基づいて、大学生たちは斬新なアイデアを提案し、熱意あるプレゼンテーションを行いました。多様な背景を持つ学生たちが集まったことで、ユニークで創造的な発想が飛び交い、コンテストは非常に活気に満ちていました。
優勝チームの発表
9月29日にはコンテストの最終日が設けられ、予選を勝ち上がった10チームが決勝に進出しました。その結果、審査員大賞には「味の素AGFチーム」が選ばれました。彼らは「Z世代が共感するD2C型コーヒー体験」をテーマとし、仲間との思い出をカスタマイズできるタンブラーを提案しました。また、学生投票で選ばれた「学生大賞」は「日本コカ・コーラチーム」が獲得。彼らは100%リサイクルのPETボトルを使用するアイデアを発表し、多くの共感を呼びました。
審査員からの総評
審査を担当したのは、各界の有識者たち。特に三井物産の五味氏は、Z世代が持つ独自の価値観や、社会課題に対する関心の高まりを評価し、今後の企業との共創体験の重要性を指摘しました。彼は学生たちに、ネットワークを活用してさらに成長し、社会での活躍を期待しました。
今後の展望
Earth hacksはこれからも「デカボチャレンジ」などの取り組みを通じて、脱炭素への理解を深めをることや、企業、自治体との連携を進め、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。
このように、若い世代の声を大切にしながら、脱炭素の実現に向けた新たな一歩が踏み出されています。今後の取り組みにも、ぜひ注目していきたいですね。