岡山大学で開催されるシンポジウム「神格化をめぐる表象と文化」
国立大学法人岡山大学文学部は、2024年12月14日(土)に「神格化をめぐる表象と文化」というテーマのプロジェクト研究シンポジウムを行います。このイベントは、岡山大学津島キャンパスの文法経20番講義室にて、午後2時30分から4時40分まで開催され、参加は自由で事前申し込みも不要です。
シンポジウムの内容
今回のシンポジウムでは、さまざまな時代や地域での「神格化」の現象に焦点を当てています。古代から現代に至るまで、人々がどのように特別な存在を神格化し、それが社会や文化にどのような影響を与えてきたのか、多角的に議論されます。
基調講演のご紹介
シンポジウムのハイライトとなる基調講演は、筑波大学名誉教授の長田年弘氏による「古代ギリシアの神々と表象 ―聖地オリュンピアにおける運動競技者の神格化―」です。この講演では、古代ギリシアにおける神々の崇拝と、オリュンピアでの競技者たちがどのように神格化されていたのかについて掘り下げていきます。
パネルディスカッション
基調講演に続いては、パネルディスカッションが行われ、以下の専門家たちがそれぞれの視点から神格化について深い議論を展開します。
- - 遊佐 徹(中国文学)
- - 吉田 浩(ロシア史)
- - 松岡 弘之(日本近現代史)
- - 大久保 範子(日本美術史)
このように、分野を横断した多様な観点から「神格化」というテーマについて意見交換が行われる予定です。
対象者と参加方法
本シンポジウムは、文学に興味がある方ならどなたでも参加可能です。入場に際する事前申し込みは不要であり、気軽にお越しいただけます。
概要まとめ
- - 日時: 2024年12月14日(土)14:30~16:40
- - 場所: 岡山大学津島キャンパス文法経20番講義室
- - 基調講演: 「古代ギリシアの神々と表象」
- - パネルディスカッション: 14:30~15:30 基調講演、15:30~15:40 休憩、15:40~16:40 パネルディスカッション
岡山大学文学部は、「神格化」というテーマを通じて、歴史的及び文化的な視点からの理解を深め、今後の研究にもつなげていくことを目指しています。興味のある方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。
お問い合わせ
シンポジウムに関するお問い合わせは、岡山大学学術研究院社会文化科学学域の大久保範子准教授まで。この機会に、知識の深化と新たな視点を得るチャンスです。